« 楽園 | トップページ | alan's psychedelic breakfast »

2006年2月10日 (金)

マイ・アーキテクト

建築家、ルイス・カーンの愛人の息子が父親の実像を追い求め
関係者にインタビューをし、世界中の作品を見て回る
というドキュメンタリーフィルムを見てきました。

ドキュメンタリーといえば、マイケル・ムーアなどが想起され
本作もそのスタイルに近いカット割り、音楽の選択などが
なされていますが、どうにも「映画」になっていない。
「ホーム・ヴィデオ」を見ている感じがしました。

主題からして、20歳そこそこの男がやるならともかく、
40歳を過ぎた大人が取り組むものであるとは思えません。
言っては悪いですが、小学生の作文みたいです。

そんなかんじで映画の出来はともかくとして、
カーンについて幾つか疑問が湧きました。

まず、医師である本妻の他に2人の愛人がいたとのことですが、
売れない頃は妻に食わせてもらう、
売れてからは事務所の若くきれいな所員とできてしまう、
ここまではありがちな話ですが、
2人目の愛人ができた経緯がわからない。
40歳近く歳が離れていて、さして美しくもない造園家。
カーンの建築に緑をもたらせた、ように描かれていたと
記憶していますが、カーンと緑?
キンベル美術館くらいしか思いつきません。

あと、ユダヤ人としてエルサレムユダヤ教会を手がけている
と同時に、イスラム教国であるバングラデシュの
国会議事堂をつくっているあたり、矛盾はなかったのでしょうか。

どうなんでしょうね。

F.L.ライトの「摩天楼」(見てない)のような
伝記映画をだれか撮ってくれないかなあ。
「最後の巨匠」というのは正しい位置づけだと思いますので。

« 楽園 | トップページ | alan's psychedelic breakfast »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1932160/52238053

この記事へのトラックバック一覧です: マイ・アーキテクト:

« 楽園 | トップページ | alan's psychedelic breakfast »