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2006年2月12日 (日)

建築体験

うちの実家のある街には「建築」が比較的多く、
小学校は内井昭蔵さんの桜台コートビレジの隣にあり
桜台ビレジの書店で入り浸り、実家から少し下がったところに
鈴木洵さんのRC打放しに赤いスチールサッシの石亀邸、
さらに相田武文さんの積木の家シリーズのビル、
後年には六角鬼丈さんもRC打放しで住宅を建てています。

川崎汽船寮というRCのフレーム構造でメゾネット形式、
エレベータコアは独立というモダニズムばりばりの
かっこいい建物もありましたが、作者不明でした。
ご存知の方、いらっしゃいます?

しかしそれらの建物に直接影響を受けていた訳ではなく、
比較的平凡な自宅、祖父母の家、旅館、学校、幼稚園
なども均等に面白く思っていました。

中学に入るときに買ってもらった百科事典の住宅の項には
ライトの「落水荘」、ジョンソンの「グラスハウス」
アアルトの「ルイ・カレ邸」とノイトラの住宅が載っていましたが
特にどれがいいというのはなく、みんな面白いなと思っていました。

そんな感じで、もともと建てもの好きではあったのですが、
「こういうのが好き!」というのがなければ、
なかなかその道には入らないものです。

で、自分の場合にきっかけになったのは、
高校のときに学校で国立劇場に歌舞伎鑑賞に行く途中に、
岡田新一さんの最高裁判所を一瞬見たことかもしれません。

最高裁って、その威厳性の必然を問うことなくデザインされた点が
あまり評判がよくないようですが、ぼくが見たのは側面で
緑の盛り上がった芝から直接石の壁がはえている。
芝刈りをしているひとがいて、その対比に窓ひとつない巨大な壁が
まるで古城のように思えて、とてもかっこよかったです。

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