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2006年3月29日 (水)

自邸のジレンマ

基本的に好き勝手やれるので、建築家の代表作になると思われがちですが、
作風や価値観というものは時とともに変化するものなので、
その時の勢いでばりばりにつくりこんでしまうと、
あとで重荷に感じてしまう可能性は大です。

そこらへんをわかっているのか、海外でも知られるような著名建築家は
自邸を建てている方が少ないくらいです。

ぼくの自邸は家族間の相続のからみでたまたま建てることになったもので
やはりどれくらいまでつくり込むかずいぶん悩みました。

結局「ワンアイデア」で「ルーズ」につくりましたが、
建物に対して客観的に住めるようになるまで4,5年かかりました。
地味につくっても、過激につくっても、やっぱり住むのに苦労したのではないかと思います。

菊竹清訓さんの「スカイハウス」や東孝光さんの「塔の家」なども
あまりに話題になりすぎて、人知れぬ苦労があったのではないのでしょうか。

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