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2006年5月25日 (木)

合理的!

最近のトイレの便器からはタンクがなくなろうとしていますが、
あのタンクのなか、のぞいたことありますか?

ぼくは昔、まだそんなことを意識する前にトルコに旅行に行ったとき、
イスタンブールで民家に泊めてもらったことがあるのですが、
トイレに行くとバケツに水が張ってあって、これは何かと思いました。

実は断水時用の水だったのです。
当時は(今も?)停電、断水は日常茶飯事で、家庭にはろうそくも常備されていました。
バケツの水はどう使うかというと、簡単。用を足したら上から水をかぶせるだけ。
その勢いだけできれいに洗い流されます。

目から鱗でした。そーんなローテクなものなの!
で、日本に帰ってあのタンクのなかをのぞいたら、
まあなんとも単純な仕掛けではありませんか。
「浮き」と「ゴムまり」で大小それぞれ一定の水が流れる仕掛けになっています。
もちろん電気もなにも使わずに。

その力学的仕掛けは自転車にも共通することが多いです。
徒歩じゃ絶対行けないようなところまで自転車なら行けてしまう。
しかしその仕組みは至極単純。合理的。キモチイイ。
他にもダブルクリップのさりげない「てこの原理」にもひかれます。

残念ながら、建築には案外そういう合理的側面は少ないです。
「合理的建築」と見られているものも、案外様式的だったりして。

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