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2006年8月13日 (日)

アフリカ・リミックス

久々の美術展レビューですが、なんかもうやる気が出ない。

*アフリカ・リミックス/森美術館
 060831まで/10:00-22:00(-17:00火)/無休/1500円

このところ美術展のレビューが激減しているのは、仕事が忙しかったり、
精神的なゆとりがなかったり、ということもあるのですが、
根本的に現代美術というものに興味が薄れてきたようにも感じています。
現代建築についても同様ですが、どちらにしてもいいものはいいと認めます。
もの自体はともかく、総体としての「ありかた」みたいなものになじめなくなったのでしょうか。

・この現代美術は誰が見るのか:経済的に裕福な日本の肉体的、精神的に健全で
 時間と金銭のゆとりがある知的な層。美術学生が多いと思われる。
・この現代美術は誰が買う、借りるのか:経済的に余裕がある企業か国、地方公共団体。
・この現代美術は誰がつくるのか:貧しいアフリカ経済にあって肉体的、精神的に健全で
 時間と金銭のゆとりがある上流階級の子息。
・この現代美術は誰が選んだのか:経済先進国においてその閉塞感を打破し、刺激となり
 活性化を促すようなエポックメイキングとなるべく企画をする、ある種特権的な地位にある
 健康で経済的金銭的に余裕のある層。

とっても限定的で閉鎖的なゲーム。
日本という経済的に豊かな国の首都の最新の流行スポット?の富の象徴とさえ言われた
超高層ビルの最上階というきわめて特殊なロケーションで行われる企画だけにそれが際立っています。

アフリカだけではない。
世界中の現実はもうそんなゲームと関わっていられないところまで来ていませんか?

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