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2006年12月31日 (日)

金沢21世紀美術館

旅行先の金沢で見てきた美術館です。Dscn2957
雪化粧された風景に白い建物はなかなか美しいものでした。

*金沢21世紀美術館/070321まで奈良美智展-月夜曲
 石川県金沢市広坂1-2-1/10:00-1800/月休、年末年始休

妹島和世+SANAA共同体による設計で約2年前に竣工しています。
円形の平屋のラウンジにぽこぽこと直方体の展示室がちりばめられています。

展示室の天井高さはまちまちで、外からはラウンジの曲面の上に
小さなホワイトキューブが積み木のように乗っかっているように見えます。
このスケールがかわいい。
最近流行の「白い箱分散派」の元祖と言えそうです。
ボードの縦目地が見えているのはデフォルト?

平屋部分のラウンジも適度なスケールで、曲面ガラスも
屋根の厚みをうまく消して美しい皮膜を見せています。
この円形周縁部は総曲面ガラスで、外部に対してオープンになっており
なかを壁沿いにぐるりと一周できるのが理想なのでしょうが、残念ながらブツ切れになっています。
一部地下利用しているのならば細かな諸室は地下に配置して、
地上部はシンプルに見せた方がよいように思いました。
あと出入口の分厚い庇は理解不能。

と、ここまで書いてきましたが、実は行った日が休館日でなかには入れませんでした。
HPのQuick Timeを見る限り、閉鎖的な展示室と開放的な中庭が
心地よい対比とリズムを見せていて、やはり一度入ってみたいと思いました。

設計者は当初、展示室キューブの配置をランダムにして迷路のような路地空間を
つくりたかったようで、写真で見たときは自分もそのほうがよいかと思っていましたが、
外からなかを覗いた感じだと、実物は通路の軸がきれいに通っていて、
その先に緑のひろがる光景は、それはそれで魅力的でした。
美術館の通路を街の街路に見立てて、縮小して再現している感じでしょうか。

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