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2007年7月28日 (土)

レッティ蝋燭店

*レッティ蝋燭店/1965年Dh000109
 ハンス・ホライン/ウィーン/オーストリア

ホラインのデビュー作です。
古典的建物に埋込まれたアルミの硬質なファサードと2室の小さな店舗。

ここを訪れるのは20年ぶり2回めで、近くのシュリン宝石店2も確認、
新たに逆Pの字型のブティック・クリスタ・メテクを発見しましたが、
シュリン宝石店1はなぜか見当たりませんでした。

20年前の初対面は衝撃的でした。
街角の風景でそこだけ切り取ったような別世界。
アルミの無垢材を切り出したようなそれは
まるで拡大されたプロダクトデザインでした。

聞いたところ、前回訪れた後すぐ蝋燭店は畳まれたそうで、
今は外装そのままで宝石店として使われています。
やっぱり前回、蝋燭買っておくんだったな…。

見た目、ほぼ竣工時の姿は留めていますが、ご丁寧にアルミ製の植木鉢が…。
ホラインは自然と真逆の人工物と意図して店舗をデザインした
と思われるので、これは恐ろしくミスマッチです。
宝石店というより花屋のようになってしまいました。

ただ、今回印象を薄くしたのはそれだけの理由ではなく、
周囲の店舗もこの20年で洗練されてきたことや、
アルミという素材が、建築であたりまえに使われるようになった
ということも、影響を与えていると思います。

ちょっと寂しいですね。

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