« 伊藤邸 | トップページ | ヤフオク »

2008年3月28日 (金)

ゆれる

邦画DVDです。414kkth9gh

東京でカメラマンをしている弟(オダギリジョー)が
母親の法事で帰郷した際、家業のガソリンスタンドを
継いでいる兄(香川照之)と幼なじみ(真木よう子)と
3人で子供の頃に行った渓谷に遊びにいく。
兄と幼なじみがつり橋を渡るときにトラブルになり、
幼なじみが転落死亡してしまい、弟はそれを遠くから目撃していた。
当初は事故として処理されたが、兄が殺害の意図を自供して
刑事裁判に至るも一転、殺意を否認。
そこから兄弟間の心理的葛藤とともに裁判は2転3転していく。
果たして真実は?というストーリー。

音の処理とか構図とかが抜群にうまく、役者のメリハリの利いた
オーバーアクション気味の演技とあいまって、
いかにも「映画」らしく、こういうの久しぶりだなあとか
役者がはまっているなあとか思ってましたが、最後は重いです。
見たあとで頭の整理がなかなかつきませんでした。

ひとことで言えば現代の残酷物語。
都会と地方、人間の容姿によるモテ格差。
男性に比して依存性が高い(?)女性の悲劇。
そういう現実っぽいことをそのまま前面に押し出した設定。
そして実は病的に破滅的な性格である兄の異常な行動が
ストーリーを動かします。

自分が思いを寄せている幼なじみに弟を接近させたり、
弟を感情的にさせて嘘の(自覚はしていない)証言をさせたり。
自暴自棄というか、リセット願望が強いのでしょう。
それくらい追いつめられている。
まあそういう設定はありでしょう。

しかし話のダシに使われた女性は徹底的に報われない。
この映画、監督脚本は女性なのですが、同性が嫌いなのだろうか。
それとも現実に対する皮肉として描いているのか?

« 伊藤邸 | トップページ | ヤフオク »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1932160/52404867

この記事へのトラックバック一覧です: ゆれる:

« 伊藤邸 | トップページ | ヤフオク »