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2010年9月

2010年9月30日 (木)

年末旅行

連れ合いにつつかれて、年末旅行の手配。

いくらなんでも9月は早過ぎでしょと思っていたら、
12月30日-1月1日はどこも予約でいっぱい。

そして年末価格のせいか高い!
旅館1泊2食付き、ひとり5万も7万も出せないっちゅーの。
あてにしていた銀山温泉能登屋が改装工事中なので放浪しています。

2010年9月29日 (水)

竣工10年

自邸がこの12月で竣工10年を迎えます。Jitei_1

いい大工さんにつくってもらった家で、竣工以来補修は入っていません。
ただ、それでも10年経つと耐久年数を越えるものがあります。

・屋上デッキ:だいぶ前から朽ちています。耐久年数5、6年か。
・外壁材のそり、シール切れ:見た目気にしなければ、性能的にはまだOK。
・屋上シート防水:1回だけ雨漏りあり。原因不明。まあ10年が限度か。

こんなところでしょうか。
動線も気にならないし、フォトジェニックでない点を除けば満足しています。
10周年を記念して大規模改修をしようかという考えもあるのですが、
まあ、それはおいおい。

2010年9月28日 (火)

おみやげ

フランスのジヴェルニー土産の猫のモビール。Dscn8140_1

美術館のショップで売っていましたが、さすがセンスいいですね。

2010年9月27日 (月)

磯崎新

言うまでもなく日本建築界の巨匠、世界的にも知名度は抜群です。
その氏も今や御歳79。メディアに出る機会も減ってきました。

今や日本の建築界を牽引しているトップランナーは、
年齢を含めて言えば伊東豊雄さんと安藤忠雄さんでしょう。
磯崎さんはぼくが学生の頃の丹下健三さんの位置にいるのかもしれない。

実物主義の自分には修業時代、磯崎さんと安藤さんはアイドルでした。
西洋の建築家でも手こずる「空間」を作り上げているのは両氏と
谷口吉生氏くらいだと感じていました。

その磯崎さんはRIBAゴールドメダルは獲得しているも、
AIAゴールドメダルもプリッツカー賞も高松宮賞も受賞していない。

wikiで作品をたどっていくと、世界的に影響を及ぼした作品は、
ティームディズニービルディングとパラフォイス体育館あたり、
1990年代前半に収束を迎えていることがわかります。

それからもう20年。体力勝負の建築は歳を追うごとにチームの質が重要視されますが、
一度、このレベルが下がるとカムバックすることは至難の業です。

もう大きな賞を受けることもないでしょう。
なぜか実現しなかった高層ビルプロジェクトも東京の公共建築もできないかもしれません。

ぼく自身は磯崎さんに直接煽られた世代ではないのですが、やはり寂しい。
あれだけ時代と寝て、解釈し、作り上げていった巨匠がひっそり消えていく。
人生とはそんなものなのかもしれませんが

2010年9月26日 (日)

鰻の新種

パラオで鰻の新種が見つかったそうな。

およそ2億年前のニホンウナギの先祖に近いとのこと。
海底の洞窟に住んで、天敵が少なかったため、
昔の姿を色濃く残して生き残った可能性が高いそうな。

その間、魚類の一部は進化して人類にまで到達したわけだけど、
その分、絶滅した種も多い。
ひょっとしたら新種の鰻より先に人類は滅びてしまうかもしれないし、
どっちが幸せかなんてわからない。

と言いつつ、新種鰻に自己を投影させてみていたり。(笑)

2010年9月25日 (土)

今年の走り

登戸-軽井沢ブルベ200は雨天のためDNSとなりました。

今年は走ってないなあ。
草津はともかく、Mt.富士は惨敗だったし、
1都6県LSDも仕事と暑さで不参加。
乗鞍はせっかく抽選通ったのに、フランス旅行とかぶってDNS。

来月はミニベロでツーリングに行きますが、
サーベロは蜘蛛の巣でもはりそうな状態です。
日をあらためて単独で登戸-軽井沢、走ってみようかしら。

2010年9月24日 (金)

好み

木組みの小屋に白い分厚い壁が挿入されているっていうのが好き。Dscn8139_1
外壁は木の下見板張りとかで。

そればっかりだと進歩ないんですけどね。

2010年9月23日 (木)

中秋の名月

ぼくの持っているデジカメでは、どうあがいてもリアルな月は撮れないようなので、Dscn8127
ちょっと印象派風写真を。

ホワイトバランスと露出補正だけじゃどうにもならねー。

2010年9月22日 (水)

無料点検

今年、4月15日の日記に書いているようにCATEYEのV3ハートレート
センサーが不調で、
ふと思いついて、CATEYE本社にメールしたところ、
購入後2年は保証期間らしい。
あー、放置している間に2年経ってしまいました。
国内通販で買ったので領収書もないですし。

でも、点検は無料とのことだったので一応送ることにしました。
CATEYEは対応が親切らしいので、ちょっと期待してしまってます。
でも今は電池交換、掃除して正常に動いているからどうなるやら。

2010年9月21日 (火)

結婚記念日

結婚記念日は婚約指輪ができたとき、
でも結婚年数は同居を始めてから、という「ねじれ結婚」。
今年は5周年。木婚式に当ります。

それならというわけではないですが、庭に一本の大木を据えた
ガラス張りのテラス席の「マノワール・ディノ」に行ってきました。
シェ・イノ系列なので味はしっかりしています。
庭園の樹木のライトアップも奇麗。

ただ値段がね。フランス旅行に行く前だと驚かなかったでしょうが
やっぱり東京都心のフレンチは高い。
フランスでフレンチと言ったら地元料理だし。

2010年9月20日 (月)

タイヤ2

LORO Setagayaに行ってきました。Dscn8113
さすが小径車専門店だけあってタイヤの品数が豊富。
ただ、今回の「451」規格となるとやはり限られてきます。

スリックのロードタイヤが多く、ダート方面に振ったのはやはり少ない。
そのなかで唯一出てきたのがBMX用のタイヤ、ITSのマイクロノビーです。

全体が細かなイボで覆われています。
BMXのなかではロードタイヤに近い位置づけにあるらしい。
以前のKendaと比べてみるとグリップはしそうですが、全体に薄い。

むう、ダート可のツーリング車に向いているかは微妙なところです。
とりあえず本番前に一度試乗しておこう。

2010年9月19日 (日)

タイヤ

ミニベロのタイヤがだいぶへたってきていて、
これを機にツーリング用に太いブロックタイヤに替えようと思うのですが、
20インチのW/Oタイヤというのは在庫にほとんどバリエーションがありません。
しかもその主力のシュワルベはほとんどHE規格だったりして互換性がありません。

タイヤの太さも問題になっています。
現状の1,1/8を1,1/2くらいまで太くしたいのですが、
フレーム形状的には問題ないものの、
タイヤチューブの互換性がおそらくない。
予備含めてチューブ3本買うというのも懐が痛い。

あとは色ですね。
BRUNOみたいなベージュがあればいいのですが、これも見当たらない。

昨日はY’s Road、F.I.G、東急ハンズとまわったのですが、
今日はLORO SETAGAYAまで足を延ばしてみるつもり。

2010年9月18日 (土)

スケッチ

建築のデザインを上達させるなら、スケッチが最適だと言われてきました。Nikorai
ぼくも始めた時期は遅いですが、九州にスケッチ旅行に出たりしました。

しかしまあ、これが時間を食うのです。
1枚仕上げるのに1時間はかかるか。
で、その分、身に付くかというと、そうでもない。
プロポーション感覚を鍛えるにはその場で立面を起こした方が有効ですし。

で、やっぱりデジカメになってしまいますね。
実物を見るというのはとても大切なことだと思うのですが、
デジカメ写真と平面図、体験した空間の記憶である程度は
スケッチに近い勉強ができるのではないかと思っています。

写真はニコライ堂(2002年)。頭が切れてしまった。(苦笑)

2010年9月17日 (金)

ハンガーとハンドルと

ふと思い出したのですが、学生の頃の課題で「造形演習」というのがありました。
直線だけとか、平面に限るとか制限を設けて、そのなかで各自が
自由に造形して美を競うというものでした。

ぼくはこれが苦手でした。
毎回順位が発表されるのですが、半分より上に行ったためしがない。
担当教官に「好みでない」ときっぱり言われたこともあります。
(そういう意味では美など一義的に評価できるものではないのですが)

6回くらいある最後の課題で、ぼくは行き詰まってしまいました。
立体で曲線という最も自由度の高い課題。
自由過ぎて何から手をつけていいのかさえわからず、
課題提出の朝になってしまいました。

ここでできないならできないなりの発想の転換!
自転車のセミドロップとドロップハンドル。
それに緑色のプラスチックハンガーを紐で結んで「作品」にしてしまいました。

つくっているときは気づきませんでしたが、いわゆる「レディメイド」というやつです。
デュシャンが小便器を展示棚にただ置いた「泉」。あれです。

提出すると学生の間では結構話題になりました。
しかし、評価は最低点でした。
聞く所によると、全体を塗装していたら点をあげたのにと言われたそうです。

うーん、それじゃコンセプトが薄まるじゃん、といつのまにかぼくが
教官を評価するような意識に変換していました。

これは案外良い体験で、自信になりました。
設計でも自分の信じた道を行くベースとなりました。
これからもそうありたい。

2010年9月16日 (木)

来週末のブルベ

春のブルベが雪で延期になり9月25日に延期になりました。
東京から軽井沢までわざわざいくつも峠を越えていくルート。

一方、自分はというと全然自転車に乗れていない状態。
ロードに至っては、タイヤの空気が抜けきってぺこぺこです。

完走は、うーん無理だろうなあ。
たぶん最初からサイクリングペースとなると思います。

ここのところ自転車熱が急速に冷えているので、
今後を占うという意味でのイベントにもなりそうです。

2010年9月15日 (水)

フランスの物価

・ホテル素泊まり:6500円(三つ星)-14000円(四つ星)
・朝食バイキング:990円(三つ星)-3000円(四つ星)
・ディナー:4500円(3皿)-9000円(フルコース)
・交通費:パリ市内地下鉄共通188円、モンサンミッシェル往復8000円
・ミネラルウォーター500ml:110円-275円(観光地)187円(自販機)

旅行のカードの利用明細が出てきました。すべて一人分。
あらためて見ると、そんなには高くないですね。
朝食の3000円というのがあまりに衝撃的だったのですが。
パリはやっぱり高いのかな。ベトナム料理で7500円もしたし。

2010年9月14日 (火)

イラスト4

皮肉で「paradise」と名付けたこのイラスト。Paradise
その後の9・11で冗談でも何でもなくなってしまいました。
そのリアルタイムの実写映像はぼくの心に大きな衝撃と
傷をつくってしまい、今でもまだ癒えていないところがあります。

paradise(1998)

2010年9月13日 (月)

あいさつ

フランスでは店に入る時必ず挨拶をします。
「ボンジュール」
ドイツでもそうだった記憶があります。
「グーテンタッグ」

日本はちょっと違いますね。客からはあまり声をかけない。
でも店の方からはあります。
「いらっしゃいませ」

でもこの「いらっしゃいませ」、ちょっと前まで役所関係、
郵便局でさえもかけられていませんでした。
許可する立場、お願いされる立場は挨拶はいらないとばかりに。

今はだいぶ改善されてきましたが、役所では部署によっては
いまだにカウンターもなく、部屋に入ってもノーリアクション
というところはあります。

権力構造で頭が麻痺しているのか、なんとかしてほしいものです。

2010年9月12日 (日)

イラスト3

ネタ詰まり気味なので、昔のイラストシリーズその3。Widow

fresh widow(1995)

2010年9月11日 (土)

テレカルト

フランスで購入したテレホンカードで7.5ユーロでしたが、Telecarte
ほとんど使わなくて捨てるに忍びない。

誰か貰ってくれる人はおらんかの?
ヤフオクに100円で出してもほとんどアクセスがない…。

2010年9月10日 (金)

建築士事務所登録更新

建築士事務所は5年ごとに更新をしなければなりませんが、
これがまたやり始めると面倒です。

これに来年度からは定期講習が加わるので、より煩雑化しそう。

やれやれ。

2010年9月 9日 (木)

名刺の変遷

基本、あまり変えたがらない性格のようです。Dscn8098

今回は空白を埋めるためだけの「デザイン」を
採用してしまった点が反省です。

2010年9月 8日 (水)

フランス旅行最終日

昨晩の夕食のダメージがきいていたため朝食は辞退。TGVでパリへ。
昼食は連れ合いの希望でル・パン・コティディアンで。混雑していたがなんとか座れた。
パンにいろんな種類のジャムを試せるのが嬉しい。

その後、ピエール・シャローのメゾン・ダルザスを捜しにいく。この建物、
「ヨーロッパ建築600選」と「ヨーロッパ建築案内」で、地図で指し示す位置が異なっています。
今回は前者を信用していきましたが、ガセネタだったようです。がっかり。

その後はすることもなく、RERの駅まで歩いて、早めに空港に行ってしまいました。
もうこのあたりはエネルギー切れですね。帰りの飛行機の中では食事時以外ずっと眠っていました。

フランス旅行7日目

朝食は庭にてオープンテラス。雰囲気があってとてもよろしい。Dscn8078
連泊したい気持ちを引きずりながら、宿をあとにする。

この日はTGVでカルカッソンヌまで。案の定、駅にコインロッカーはなく
荷物を持って行動することに。駅から市街地を抜けてシテ(城塞)まで30分くらいか。
入り方がわからなくて、ぐるっとまわってナルボンヌ門まで来てしまった。

城の中に店が並ぶさまはモンサンミッシェルと似ている。ナルボンヌ門からチケットを買って
見学ルートに入る。しばらくは城壁外面をぐるりとまわる。コンタル城では建物の構造が見えたり
いろんな展示があったり。ただ荷物が重いのと、英文読解が面倒なため、ほとんどスルー。
空間自体に特筆すべき大きな変化はなかった。

コンタル城から街に出て、土産物屋に入ってみたり、聖堂に寄ってみたり。
街路の中心部では広場に椅子とテーブルが出てランチの真っ最中。
ぼくらはスタンドでアイスクリームを頼み、食す。美味なり。

城内はさほど広くないので、程なくするとひと通りまわってしまう。特にすることもないので
城壁のあいだをまわって、オード門から外に出る。市街地に戻ってスタンドで飲料と
ケーキを頼んで食す。まだ列車までは時間があったが、とりあえず駅に戻って時間を
つぶすことに。

列車はリヨンパールデュ行き。3時間半近くの長旅だが、この列車、事故でも起きたのか
モンペリエ駅あたりで停まってしまう。動いてものろのろ運転。実に1時間以上の遅延。
もともとリヨン着を遅めに設定していたのが、さらに遅れてしまった。

パールデュ駅からメトロを使ってvieux lyon駅まで。ここからは手探りで宿を捜す。
運良く、途中で1回道を聞いただけで迷わず宿に到着。時刻はもう9時半。
ウェルカムドリンクを頂きながら、これから食事がとれるところがあるか聞いたら、
電話で確認してもらえた。

店はla nachonerie。宿まで延々上ってきた階段をまた下ります。レストランというより
ビストロといった雰囲気。肝っ玉母さんが切り盛りするいかにも南欧風の食堂。
料理はボリュームたっぷり、で、塩味たっぷりの脂身もたっぷり。日本人にはちょっときつい。
味は悪くないんだけれど、気持ち悪くなるくらい食べて退散。値段は良心的。

また急な階段を上って宿にたどり着いたらばたんきゅー。この日の宿はVILLA FLORENTINE。
これまでで最も豪華なホテルでした。ここも1泊だけなのがもったいなかった。

フランス旅行6日目

この日も時間の読めない予定があるので、朝食はとらず6時過ぎには宿を出る。Dscn8023
マルセイユ駅のコインロッカーは8時過ぎからだったので、荷物を全部持って移動。
駅で軽食をとり、列車でラザルクドレギニャンという駅を目指します。

ここから10数キロ離れたところに、建築界では有名な中世の修道院、ル・トロネがあります。
が、交通手段はなくタクシーかレンタカーを使うしかありません。しかし果たしてタクシーが
そんなに簡単につかまるものか。悪い予感は的中しました。

タクシー乗り場にいてもタクシーが来る気配はない。看板に書いてある電話番号にわざわざ
テレホンカードを買って電話をかけてみるも通じない。ここで駅員さんにヘルプ。
駅の事務所でレンタカーに電話をかけていただきました。しかしそれでもなかなかつかまらない。

ようやくOKをもらったタクシーは10時からならという条件付きでした。見学時間が削られるけど
仕方ない。が、このタクシー、やってきたのは10:15。11:30には駅に戻るという条件を
伝えてとばしてもらいます。結局ル・トロネで許された見学時間は20分。大きな建物では
ありませんがあまりに短い。早足で歩きながらとにかく写真を撮ってまわります。

そぎ落とされた装飾と光と影の演出が特徴的な建物ですが、それほど強いインパクトは
受けませんでした。それは装飾のない現代建築を見すぎているせいなのか。

駅には11:25に無事帰ってきました。マルセイユに戻って朝食を食べたところと
同じ店で昼食をとり、一路、ニームへ向かいます。

ニームでの宿はJARDINS SECRETS。高級民宿というそうです。庭付きの大邸宅を改造して
ホテルにした感じ。敷地内にはゆったりとした時間が漂っています。
夕食もここでとれればいいのですが、残念ながらレストランはなく、店を紹介してもらう。

部屋で一息ついたあと、旧市街の方へ繰り出します。古代闘技場は外から眺めるだけ。
メゾンカレは大規模修復中でほとんど囲われていて見られず。それと対照をなす
ノーマン・フォスターによるカレ・ダールはうーん、ディテールがいまいちかな。

とりあえずリチャード・マイヤーみたいなグリッド状のサッシは似合わない。
大きな庇もなんか安っぽかったなあ。内部は中央に吹き抜け階段をもってきたコの字型プラン。
透光性のある段板やストリップエレベータで演出していましたが、新しさは感じられず、
物足りない。

その後、旧市街で連れ合いは帽子を購入する。スタンドでドリンクを飲んだあと
明日、明後日の列車のチケットを購入後、いったん宿に戻る。
少し休んでから夕食へ。Le9というお店。
旧市街は椅子とテーブルが街路に持ち出され、昼間とは一転して賑やかな雰囲気。

店はトラディショナルなフレンチということだったが、素材そのまんまという感じで、
あまり工夫が感じられない。値段と量を考えれば文句はありませんが。

フランス旅行5日目

午前中はル・ピュイの街を散策し、午後からリヨン経由でマルセイユに向かいます。Dscn7970
荷物はホテルにデポジットし、まずは列車のチケットを買いにいきます。

ル・ピュイには2つの奇岩が存在し、ひとつには聖母像、もうひとつには礼拝堂が建っており
ともに頂上まで上れます。坂のある旧市街地に入って散策。9時を過ぎた頃開館した、
まずは聖母像の方に上ります。街並の屋根がレンガ色に統一されていて奇麗。

そのあとでノートルダム・デュ・ピュイ大聖堂に入ります。回廊が有名なようですが
こちらはいまいち。最後に奇岩の上のサン・ミッシェル・デギレ礼拝堂にのぼります。
礼拝堂内にはフレスコ画もあって、小規模ながらきれい。

あとは旧市街で土産物屋などをひやかしながら宿まで戻りました。
と、ここで連れ合いの帽子がないことが発覚。部屋も捜しましたが結局見つからず。

リヨンではまたサンドイッチを食す。paulという店ですがなかなかにおいしい。
マルセイユには5時前に到着。メトロに乗って、さらにバスに乗り換え、この日のホテルである
ル・コルビュジェによるユニテに向かいます。バスはそんなに距離を走らなかったので、
翌朝、駅に戻るときは歩きました。

ユニテの部屋は4階。吹抜けはなくかなり改装されていて往時の雰囲気を感じることは
できません。まずは屋上見学。ここも改修工事中で魅力的な造形の煙突を見ることは
できませんでした。それにしても施工が雑。スロープの手摺など崩れているのではと思うほど。

そのあと外観をぐるりと一周。迫力のあるといわれていたピロティの足は、部分的に金属パネル
が張ってあったりして、興ざめ。アパートの手摺のデザインも気に入らない。
カラーコーディネートはうまいけどそれくらいかな。空間らしき空間もないし。
個人的にはチャンディガールの管理棟の方が好みです。

その後、受付でご主人と話していると、日本人1組がアパートメントの見学に行くが、
一緒にどうかとのこと。これは願ってもない話で便乗させてもらうことに。
初老のご夫婦と共に2階のアパートメントを訪れます。残念ながら吹抜けはつぶされていました。

しかしシャルロットペリアンによる作り付けなど往年のインテリアは現役で、
それもとても奇麗に住まわれていました。幅約4mの住居を縦に裂いた子ども室は究極なスケール。
その他、いろんな工夫が盛りだくさんで、ユニテはユニット単位を見るべきだと思いました。
チップをひとり5ユーロ渡して見学会は終了。

夕食は当初、ブイヤベースを食すつもりでしたが、宿のご主人の「水と魚であれは高すぎる」
とのひとことで方針転換、ホテル併設のレストランでとることにしました。
少量の料理が多数出てくるコースはなかなかのもの。ベランダでとる夕食も気持ちいい。
満足して部屋に戻ったのでした。

フランス旅行4日目

パリをようやく離れ、TGVで一路リヨンに南下。Dscn7936
ここからトーマスクックの時刻表にも載っていない路線でラルブレルという駅を目指します。
目的はコルビュジェの晩年の傑作、ラ・トゥーレの修道院を見ること。

切符は無事買えましたが、リヨン発12時過ぎの遅い列車になってしまいました。
どうやら運行本数が極端に少ないようです。
仕方なく荷物を駅のコインロッカーに預け、サンドイッチを買い小腹を満たす。
1時間半ほど待ったか。

ようやく列車に乗り込み30分ほどでラルブレルへ。
帰りの時刻表を見ると、どうやら15:45の列車しかない。本日宿泊するル・ピュイへは
計画より1時間遅く到着することになるが、仕方ない。

と、ここで同じく時刻表を確かめていた日本人男性の方に声をかけられました。
聞けば同じくラ・トゥーレに向かうとのことで、ご一緒させていただくことに。
地図も何も持っていなかったので、助かりました。

この方、やはり建築関係のお仕事をされているとのことでT中工務店の
大阪に勤務されているとのこと。大学の同期が共通の知り合いでした。この世界は狭い。

ラ・トゥーレまでは徒歩30分とのことでしたが、もうちょっとあったような気もします。
坂を延々上り、上りきったところにそれはありました。

修道院は大規模補修工事中ということもあり、第一印象はあまりよくありませんでした。
部分的に白く塗装してあるところがあって、あれえ?もとからこんなんだっけ?
内部は3時からのツアーに参加しなければ見ることができません。ただし、教会内だけは
自由に見学可とのこと。ぼくらは列車時間を考えると、ツアーは断念せざるを得ませんでした。

仕方なく、外回りを時計回りにぐるりと一周。なんだろう。ディテールやらテクスチュアやら
ノイズが多い感じ。部分的に魅力的な造形はあるにせよ、全体はどうにも好きになれません。
施工精度も随分荒い感じ。

最後に教会内に入ってみるも。うーん。基本、直方体なのですが、スケールオーバーしている。
このプロポーションだったら鈴木洵さんのGAギャラリーの方が優れているとさえ思います。
光の採り方もいまいちに感じました。

そんなこんなで同行した方と別れを告げ、駅に向かって山を下ります。
途中少し迷うも、時間に余裕をもって駅着。さて、切符をとりますがここの駅員さんが
まるで英語を話せない。で、ル・ピュイに9時過ぎ着の列車しかないという。
そんなばかなと時刻表を再度めくって気がついたのは、その列車はリヨンのパールデュ駅ではなく
ペラーシュ駅乗り換えだということ。ぼくらはパールデュ駅に荷物を預けているのでこれはまずい。

で、このとき連れ合いがいいアイデアを出してくれました。パールデュ行きの列車は少ないが
ジョージという3つめの駅へは頻繁に列車が出ているらしい。これに乗っていって、
ジョージからパーラデュまではタクシーかメトロで移動するというもの。
チケットはこちらに替えてもらいました。

が、15:15に来るはずの列車をホームで待つも、一向に現れません。来る気配すらない。
次の15:45もこなかった時、明らかにおかしいと感じました。
ホームの事務所にいる別の駅員さんに聞くと、今日は列車は走っていなくて、かわりに
バスが走っているとのこと。丁寧にバス停の位置まで教えていただきました。

列車が走っていないなら切符売り場の駅員が教えてもいいのに、と文句を垂れながら
バス停に急ぎます。この間、約1時間の待ちぼうけ。
バスは来たものの、路線バスなのでいろんなところへ寄っていき、一向にジョージに着きません。

結局着いたのはもう5時。パーラデュ発の電車は17:19なので絶望的です。
おまけにタクシーを捜そうも一向に見当たらない。そんなとき若者2人組に声をかけたところ
メトロの方が早いとのこと、彼らもメトロに乗るというので詳しい乗り換え方など
紙に書いて教えてもらいました。ありがとう!若者よ。

パーラデュ駅で荷物を出して、自販機でジュースを買って一息つきます。
17:19は結局間に合わなかったため、ル・ピュイ20:38着の当初計画より2時間遅れ。
ル・ピュイの宿では夕食がついているので、食事に間に合うのか心配です。

サンテティエンヌ乗り換えでル・ピュイに着いたらもう夕暮れ。
真っ暗になると方向感覚を失うので宿へ急ぎます。が、結局道に迷い、近くのホテルの人に
場所を教えてもらいました。感謝!果たしてホテルへは9時過ぎ着。夕食もなんとかOK。

部屋で荷物を降ろしてからレストランに向かいますが、初老の上品な白人の客ばかりで
一瞬ひるむ。場違いだなあ。しかも遅れた最後の客だし。しかしここの食事は完璧だった。
アミューズブッシュや口直し、プチフルールまでしっかり出るし、味も上品。
最後はシェフがひとつひとつのテーブルをまわり、挨拶をしていました。

お気に入りの宿&レストランはHOTEL DU PARC-RESTAURANT FRANCOIS GAGNAIREでした。

2010年9月 7日 (火)

フランス旅行3日目

モンサンミッシェルへの往復。かなりの強行軍なので、朝食は6時から。Dscn7925
パリモンパルナス駅を7時に出てTGVでまずはレンヌまで。TGVは全席指定、さすがに清潔。
レンヌ駅前でお兄さんに誘導され、バスステーションへ。モンサンミッシェルへは10:50着。

こつ然と姿を現すそれは、しかし陸地としっかり車道でつながっていました。
城内に入ると細い道の両側に土産物屋などがびっしり。その坂をしばらく上るとようやく入口。
チケット売り場に長蛇の列ができていました。まずは最上階の教会。そして眺めのいいテラス。
ここらへんの海は浅くて波がなく、干潟といった感じ。

列柱廊、深いヴォールトの食堂などを通りながら、徐々に下へおりていきます。
下部が上部の構造を支えるため、下に行くに連れて柱が太くなっていきます。
特に「太柱の礼拝堂」の迫力には圧倒される。

ひと通り見終わって、街路をおりていき、目当てのレストラン、ラ・メール・ブラールへ。
予約していませんでしたが、2階席へ通されました。名物のオムレツと羊肉をアラカルトで選んで
二人でシェアします。ボリュームもあって美味しかった。

バスまで時間があるので城の外に出たり、城壁の上を散策して土産物を買ったり。
城外では親切なフランス人のおじさんに写真を撮ってもらったり。言葉は通じませんでしたが。

この日は昼食をちゃんととったので夕食はなしでした。

フランス旅行2日目

7時から朝食。軽めのビュッフェ。これが宿泊料金に含まれているつもりが実は別途でDscn7892
後々、トラブルとなる。1食28ユーロの計算になり、明らかに高い。
夕食をフレンチでとりたいのでホテルの人に予約をお願いしておく。

さて、この日はクロード・モネの家とアトリエがあるジヴェルニーへ。
メトロでパリサンラザール駅に出てSNCF(国鉄)でヴェルノンまで。
往復チケットを買うと時間が制限されてしまうので、片道チケットのみ購入。

列車は2ndクラス。1stクラスは日本で言うグリーン車に当るそうで、結構な価格します。
ヴェルノンではなんとなく人の流れに沿って歩き、ジヴェルニー行きのバスに乗車。
20分くらいで到着。少し歩いてモネの家、アトリエにたどり着きます。

ツアーで来ているのか、結構な数の日本人がいました。やっぱり印象派は人気なのね。
まずは睡蓮のある庭を巡ります。モネの絵に出てくる池や緑のタイコ橋が残されています。
次に数多くの種類の花で覆われた庭園へ。そしてモネの家へ。
数多くの浮世絵コレクションが展示されていました。影響を受けていたのでしょうね。

モネの家を出て、最近できたという印象派美術館へ。存じ上げない画家の展示でしたが
楽しめました。ショップでお土産を買って、併設のカフェへ。しかしここのサービスは最悪。
何度も呼んでいるのに一向にオーダーを取りにこない。しびれをきらして出ることに。
少し歩いたところにあった小さなレストランでコーヒーとデザートを頂きます。
ちょっと生き返った。

帰りのバスは行きのチケットがそのまま使えるとのこと。それを紛失してしまった自分は
また片道料金を支払うことに。とほほ。ヴェルノンで列車を待つもやはり寒い。
ということで、この日に連れ合いはジャケットを購入することに決定。日曜なのが不安ですが。

パリサンラザールに戻り少し歩いてRERのA5線駅へ。途中にあったデパートは
案の定閉まっていました。RER駅は相変わらず荒んでいる。ホームの自動販売機で
ミネラルウオーターを買おうとしたら、なんと引っかかって出てこない。むー。

A5線では終点のPoissyまで。ル・コルビュジェによるサヴォア邸を見に行きます。
駅から徒歩15分との情報でしたがとんでもない。30分は歩いたかと思います。
それも途中で少し迷ってしまいましたが、基本的には看板が出ているので親切。
バスはほとんど走っていないので注意。

やー、よくこんなへんぴな所に建てたなというサヴォア邸は期待以上のものでした。
広い敷地は完全に下界と隔絶され、ピクチャーウィンドーからは遠く、パリの丘?が見渡せます。
それより何より素晴らしいのはそのシークエンス。どこを撮っても1枚の絵になります。
特に螺旋階段、スロープ、トップライトと絡んだあたりが素晴らしい。
いろんな要素が詰められたそれはまるで現代の迷宮。イメージとしてはスティーブン・ホールの
「キアズマ」をヒューマンスケールにまで縮小した感じ。逆にこの家がなかったら「キアズマ」
はなかったでしょう。

技術的にも1930年代に建てられたとは信じられない大開口のサッシや、
まるでミースのようなリビングの照明器具。逆に中世を思わせる部屋のなかのバスルーム。
あげていったら切りがありません。ぼくのなかのコルビュジェ、ダントツのNo.1です。

名残惜しみながらあとにします。残念だったのは東西外観。もうちょっと気を遣ってもよかったか。
帰りのRERでちょっとハプニング。遅れて発車した列車に飛び乗ったら、連れ合いとの間で
扉が閉まってしまいました。仕方なく次の駅で待つことに。寂れた駅で人相の悪い方に(失礼!)
声をかけられたときはびびりました。その後、連れ合いとは無事合流。シャンセリゼへ。

さすが天下のシャンゼリゼ、日曜というのにほとんどの店が営業していました。
前日目星をつけた店も開いていて、連れ合いはコートを無事購入。
それはそうと、シャンゼリゼって表参道と雰囲気が似てないかな。

いったん宿に戻って、予約してもらった夕食のレストランを紹介してもらう。
restaurant BONというところ。なんとか宿から歩いていけるところ。
ぱっと見、インテリアは洗練されているので期待してしまいましたが、これがフレンチではなく
ベトナム料理店。がっかり。で、しきりに勧められたサイドディッシュは膨大なもやし炒め。
なんなんだ、これはとデザートもとらずに後にしましたが、結構な値段しました。

教訓。ホテル併設のレストランはともかく、ホテル紹介のものは期待するな。

フランス旅行1日目

朝の7時半に出発。乗車時間が短く費用も少ないため、日暮里に出てスカイライナーに乗ってみる。Dscn7849
京成の改札は多数の乗客で混乱していた。新しい車両は小さく、さほど感動するものではなかった。

空港第二ビルでチャックイン。完全電子チケット制でパスポートのみでチェックインできた。
これは帰路も同様。保険に入って両替して、スタバで一息ついてから出国審査。
時間に遅れてきたらしいグループが列に割り込む。あまり気持ちよくない。

すぐに搭乗。今回はJAL。経営再建中のためか、「お休みセット」などはなし。機内食もいまいち。
映画を2本ほど見て、途中、少し眠る。左の席の人が神経質そうなのが気にかかる。

パリには現地時間16:40に到着。シャルル・ドゴール空港は初めてだったが見るものはなし。
RERという鉄道を利用するため少し歩く。他に人はほとんどいなく心細い。
切符を買って乗り込むも、車内は落書きが多く荒んでいる。衛生状態も良くない。
乗客もまばらでしばらくは若干の緊張を強いられた。が、市内に入ると客も増えた。

メトロに乗り継いで宿のあるPassy駅まで。途中、正面に座ったフランス人の少年に
声をかけられ少し話す。宿は駅の近く、住宅街にある、モダンデザインのプチホテル
HOTEL SEZZ PARIS。ウェルカムドリンクでグラスシャンパンを頂く。
残念ながら地味めな部屋に通された。料金的なものか。それでも洗面台や照明の形が凝っている。

フランスはサマータイムが導入されているせいか、9時頃まで明るい。なので夕食が
8時頃から始まったりする。この日は機内食でお腹は満たされていたので散歩。
エッフェル塔の近くで甘くないクレープを頼んでほおばる。塔は部分改修工事中。

そのままシャンゼリゼ通りまで歩く。気温が日本と比べてかなり低く、半袖だと辛いため
連れ合いが上着になるものを捜しにいく。夜8時近かったので閉まっている店は多かったが
幾つかの店には入ることができた。買い物はとりあえず保留。凱旋門からメトロで戻る。

2010年9月 6日 (月)

ばたばた

旅行の写真整理に名刺発注、事務所の登録更新とMapfrance
やることがかさなってばたばた気味です。

フランスは案外良かったです。
排他的なイメージがありましたが、親切な方もたくさんいました。
写真のメモは道やメトロを聞いた時書いてくれたメモ。
もちろん奇麗な方もたくさん。

パリ市街は広くて結局今回もほとんどまわれずでした。
その分、地方の景色を堪能。

2010年9月 5日 (日)

フランスから帰着

一週間経っても、東京は全然涼しくなっていない!
南仏はそこそこ暖かいも、パリの朝と夕は寒いくらいでした。

帰ってメールチェックしたら、パリで泊まったホテルの朝食代が
抜けていたので請求すると来やがってました。
朝食含むって向こうが書いてきているのに!
で、帰国早々クレームメールを書くはめに。

あーもう勘弁してちょ。

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