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2011年7月 8日 (金)

エーロ・サーリネン

近代建築の巨匠をあげていくと、まずライト、コルビュジェ、ミースSaarinen
それに遅れる形でカーン、アアルトと続けるのが一般的な見方かと思います。

ここで見落としてしまいがちのひとがサーリネン。
続くポストモダン世代との間に生まれ、51歳で早逝したためか目立ちませんが豪腕の持ち主でした。
一時イームズと共同していたほか、日本の丹下健三にも強い影響を与えています。

ぼくが建築の道に入って初めてひかれた作品はおそらくシドニーのオペラハウス。
ヨーン・ウツソンによる設計ですが、これを落選案のなかから拾いだした
審査員のサーリネンの色が強く出ています。
それでぼくもサーリネンの他の作品、TWAターミナルなどに興味を移していきます。

その作風はバラエティに富んでいますが、あえてくくるとなると構造主義、表現主義風。
あまり知的裏付けがなされていないのが、評価が分かれる理由のひとつかもしれません。

しかしぼくは前述したように出自が表現主義なので、共感するところは多い。
特にニューヨークの高層ビルではサーリネンのCBSビルがミースのシーグラムビルと
並んでツートップだと評価するほどです。

ただ今、作品を見返して気づいたのですが、アメリカのMITには行ったのですが、
ミースにばかり目がいっていて、サーリネンの礼拝堂(写真)を見るのを忘れていました。
何たる失態。(後記:MITとIITの勘違いでした)

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