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2012年1月30日 (月)

エコとか

昨日書いた日記のベースとなる部分、大きな歴史や進歩は終わったというところは
1997年に既に文章化されています。
そこでぼくはこれからのモノづくりのキーワードとしてエコと共生を挙げていました。

しかし当時、このヒントを実作にフィードバックさせることはできませんでした。
当時のエコ建築というのはださいものばかりでしたし、共生も意味をはき違えているところがありました。
15年後の今、振り返ってみると実践している人はいました。

エコでは坂茂さん。初期の再生紙の紙管を使った建築はまさにエコロジー。
共生では妹島和世さん。共生を多文化主義ととらえ、日本文化の特質を現代に表現することととらえると、
TOKYOヴァナキュラーにこだわった伊東豊雄さんの流れを濃く受け継ぐ妹島さんに行き着きます。
奇しくも次世代の建築界を牽引するであろうお二方の名前が挙がりました。
言うだけでなくきっちりと作品に昇華させるあたりはやはり実力者ですね。

さてこれからはエコの時代だからエコと名うてば何でも売れるかと言うとそうではない。
大衆は義務感から消費することはないからです。
そこにはスマートなイメージが付加されねばなりません。
デザインはもちろん、広告の文面や写真、商品の名称に至るまで徹底して。

こういうのはアップル社がうまい。
今のところエコ絡みで成功しているのは自動車のプリウスくらいかと思いますが、
これからはアップル的な戦術で売れてくる商品は増えていくでしょう。

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