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2012年1月31日 (火)

未来的デザイン

ひょんなことから小学生のときに入手したCARグラフィック、Toyota_1
第17回東京モーターショー/'71国産・輸入乗用車という本が手元にあり、
そこには当時のそうそうたる顔ぶれの車がずらりと掲載されています。

トヨタ2000GTこそ前年に発売中止になったものの、
ニッサンスカイラインGTR(箱スカ)154万円、フェアレディZ432 185万円
マツダコスモスポーツ 158万円、いすず117クーペ 187万円、
スバル360 33.8万円、海外からは、ミニクーパーS 142.5万円
ジャガーEタイプS3 544万円、ロータスセヴンS4、ヨーロッパS2 218万円
モーガンプラス8 350万円、フォルクスワーゲン1200 59.9万円
ポルシェ911S 610万円、ディーノ246GT 900万円、フェラーリデイトナ
フィアット500L 69.5万円、ランボルギーニミウラS 1200万円

と、まあモダンデザイン全盛期。今でも通用するデザインが多々見られます。
1970年代初頭にして、カーデザインの質はひとつのピークを迎えたと言っていいでしょう。
これらからすると後年のカウンタックなどはガンダムのようなハリボテで、
いかにもなポストモダンデザインだったことがわかります。

今日の写真はトヨタによるコンセプトカー、EX7。
もうこのとき既に未来的デザインは予知されていました。建築もそうです。
ただ、現実には必要のないファンクションが多く、おそらくコストもかかるため、
製品化されることはありませんでした。

それが再び脚光を浴び始めるのが21世紀です。
必要十分の車、建築は揃った。でも昔思い描いた未来の風景とはほど遠い。
で、消費者は必要性を越えて少しずつ未来のヴィジョンを欲するようになった。
近年の急激なスマートフォンの普及やiPad、電気自動車の出現などは
そうしたことの現れなのではないか。
近年の建築デザインの傾向もこの流れで説明できる部分は多いと思います。

しかしそう考えるとヤン・カプリツキーは早く逝きすぎた。

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