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2012年3月17日 (土)

経堂の住宅

今、ギャラリー間で史上最年少で個展を開いているのが長谷川豪。R0010811
1977年生まれですから、ぼくよりひとまわりも若い。
氏の最新作で経堂の住宅というのがあるらしいので見に行ってきました。

と言っても経堂という名称以外に場所を示すデータはありません。
近くなので自転車で出かけましたが、初日は駅周辺をあてどもなく
さまよい、結局発見できませんでした。
リベンジした昨日は経堂という地名に絞ってしらみつぶしに走り回り
ようやく発見。これやるならGPSを持っていった方がいい。

第一印象で工事中?と思うくらい仕上げのボードが歪んでいました。
氏なりのディテールへのこだわりの結果なのでしょうが
残念ながらうまくいっていません。工事した大工さんは嫌がったのではないか。
2階の木製建具や2階スラブ断面の木を露出させているのも延焼面から見てどうか。

うまくいっているのは小振りなスケール感覚とプロポーション。
軒裏のフラットな金属面はきれいでした。
しかしおそらく2m弱しかない1階天井高はつらいかも。

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建物の構成は南の端竿敷地の竿部分と北側隣地の庭に、
それぞれ壁をセットバックさせ、バッファーゾーンを設けて開く
という模範解答。北側斜線をクリアした勾配屋根の軒の出も効果的です。
ただ1階部分に関してはあまりに無防備か。浸水の恐れも気になります。

デザインは書棚で薄い2階床スラブを支持し、
2階は壁と屋根のツーバイフォー的構成をそのまま見せています。
壁と屋根のピン接合を強調しているのが特徴ですが、
この建物の見所はそのミニマリズム的視点でしょうか。
そのためか屋根に縦樋はついていません。

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