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2012年3月12日 (月)

新陳代謝

メタボリズムとは新陳代謝を続ける建築を提唱する運動です。R0010784
時代とともに用途の変化によって増築又は減築し、
老朽化した設備は交換するといった具合に。

しかしそのためにはその都度、建築家の立ち会いが必要になってきます。
が、実際は黒川さんにしても菊竹さんにしても、
自らのフルネームで事務所を起こし、カリスマ的経営をしたが故
所長の没後は事務所は事実上、設計活動が停止してしまっています。
新陳代謝する建築を提唱するなら、設計事務所も新陳代謝すべきではなかったのか。

日本の建築家が営む設計事務所はほとんどがカリスマタイプです。
一般的な会社のような新陳代謝を繰り返す事務所は組織型事務所と呼ばれ、
強烈な作風はないものの、大規模で技術の高さを売りにしています。
具体的には日建設計とか、日本設計とか。

カリスマ型から組織型に移行した事務所もなくはありません。
坂倉とか石本、松田平田などはそうでしょう。
視野を日本の企業にまで拡げると、松下、本田、ソニーなど成功例が多く見られます。
アップルはちょうどその転換期にあると言っていいでしょう。

組織は高齢者が若者に席を譲り、新陳代謝していかないと生き残れません。
FCYCLEの多摩川オフがなくなったのもこうした理由があるのかも。
1990年代のnifty時代のFCYCLEの過去ログを読むと、
ぼくの知らない名前ばかりがずらりと並んでいました。
おそらくある時期までは新陳代謝の機能が作動していたようですが、
いつの間にか多摩川オフは新参者が定着する雰囲気を失ってしまったようです。

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