« 都心・春の桜ポタ再走 | トップページ | サンツアーミーティング2012 »

2012年4月 8日 (日)

裏新宿探索

固定車で高田馬場、新宿近辺をポタってきました。R0011122

*早稲田大学文学部/村野藤吾(1962年)
1986年にREBECCAがゲリラライブを敢行した場所で映像に残っています。
http://www.youtube.com/watch?v=uXf1AKmbY48
ギターソロパートあたりから後ろに見える塔のような建物がそれ。33号館。
耐震性に問題があるということでこの高層部は取り壊され、今別の建物が新築中です。
ピロティ下の階段を上ると塔のように薄い校舎がある中庭に出るシークエンスが
秀逸だったのでもったいない。新築建物はどうやらぼてっとしたプロポーションです。
鹿島による設計施工のようですが、原設計に忠実な復元という発想はなかったのでしょうか。
東京の丸ビルなんかもそうですが、腕もないのに新たなデザインを与えようとして失敗するケースが多すぎ。

*早稲田大学理工学総合研究センター/鈴木恂(1993年)
磯崎さんみたいなことやっているなあと思い、帰りによく見たら鈴木恂によるものでした。
若くして宍戸錠邸やGAギャラリーを手がけた早熟な天才もこの頃は随分影が薄くなっています。
奥にある安東勝男さんによる理工学部校舎(1967年)にも存在感でまったく負けている。
磯崎さんと野武士の世代にはさまれたARCHITEXT世代は結局埋没してしまいました。
あと63号館設計した小堀哲夫ってどなた?
最近のオフィス型建築はみんな古谷誠章っぽくなってしまうのはなぜ。

*一番館、二番館/竹山実(1969年、1970年)
歌舞伎町にある雑居ビルでテナントの出入りは激しいだろうに、きれいに残されています。
特に外壁にスーパーグラフィクスを施された二番館は今見ると新鮮な感じ。(写真)
グラフィックは粟津潔によるもの。竹山実も鈴木と同じARCHITEXT世代です。

*第3スカイビル/渡邊洋治(1970年)
通称、軍艦マンションで、近年改修された際に名称もGUNKAN東新宿ビルに変わりました。
外観ではユニット部の色がメタリックグリーンに変わっている他は
エントランスを若干いじっている程度で、きれいに保管されています。

*林原第5ビル/リチャード・ロジャース(1993年)
歌舞伎町にリチャード・ロジャースによるオフィスビルがあることはご存知でしょうか。
ぼくは1度見たきりで前を通りかかるまですっかり忘れていました。
いわゆるバブル建築で青黄を主とした色彩やテンション材を多用したディテールが過剰です。
つくられた時代の異常さを物語る作品ですね。

« 都心・春の桜ポタ再走 | トップページ | サンツアーミーティング2012 »

建築」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1932160/52628776

この記事へのトラックバック一覧です: 裏新宿探索:

« 都心・春の桜ポタ再走 | トップページ | サンツアーミーティング2012 »