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2012年4月17日 (火)

建築家の始まり

先日、都心の花見のついでに、高校時代のぼくに建築家という職業を意識させた景色をR0011090
再訪してきました。写真がそれですが、あれ、こんなちっちゃかったっけ?

まあこれに出会わなくても、子どもの頃から建物好きは顕著でした。
ほとんどが無名のものでしたが、住宅や学校建築、宿泊施設など、
記憶を辿っていくと幼稚園の校舎まで行き着きました。

で、そうしたものをつくる職業に就けて幸せは幸せなのですが、
設計事務所を主宰して率いるというのは、まったく別の能力が求められます。
組織の職業デザイナーなら比較的容易いので、早くに結婚していたら独立はしなかったでしょう。

ぼくは就職を前に大学の講師の先生に話を聞きに行ったことがあって、そのときに
内井昭蔵さんは事務所に寄り付かず、ゴルフばかりしているそうですね、と何気なく話したら
設計事務所の所長というものはそういうもんだと諭されたことがあります。

その後、勤めた事務所の所長もゴルフはしませんでしたが、日中は事務所をあけることが多かった。
おそらくいろんな人に会いにいっていたのでしょう。営業活動の一環です。
ぼくはそのやり方がまったくわかりません。
なので所員を養う責任などとれるわけもなく、ひとりで細々とやっているわけです。

よほど才能があるか、強力なコネがあるかでなければ、営業能力がいちばんモノをいう世界です。
そこそこセンスはあっても、社交性のない人が独立するのはやっぱり大変です。
好きなだけではやっていけません。

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