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2012年7月 6日 (金)

北方四島

いつまでたっても動く気配すらない領土問題。Kunashiri

史実や協定内容に基づいて権利を主張するのは当然なことですが、
まあ今のまんま、こう着状態でもいいのかなという気はしています。
今のロシアの強権体制と仲良くなっていいこともないでしょうし。

タイムリミットが過ぎてしまったというのもあります。
もともとはアイヌの島なのでアイヌに返すのが筋なのでしょうが、
千島アイヌの血統はもう既に把握できなくなっているらしい。

アイヌに限らない元住民にしても、退去からもう60数年が経っていて、
島の記憶がある人は、今やごくわずかでしょう。
一方でロシアからの移民は2世、3世の世代になっていて、
彼らの住民感情というのも無視できなくなってきています。

写真はGoogleEarthで見た、国後島中央部付近の街。
西洋的な街並や船の活動などがはっきりと見ることができます。

だいたい4島が日本に帰ってきたとして、そんなにいいことがあるのか。
漁場が広がって、埋もれているかもしれない資源が手に入るかもしれませんが、
後者に関しては自然保護の観点から難しくなるかもしれません。

島の自然にとってみれば、お金がなく、東洋のことは中国に任せっきりの
ソ連、ロシアに属したのは結果的によかったのではないか。
アメリカの手に落ちれば、沖縄のように全島が基地化されたでしょうし、
日本にしても高度成長期やバブル期は全国が開発に湧いていたので、
今のような大自然をそのまま残すということはしなかったでしょう。

今、日本に返還されたら自然には手をつけられない一方で、
飛行場や港、必要最低限のインフラ整備などお金がかかるばかりです。
択捉、国後には活火山が多く、環境が不安定な上、冬期の厳しい寒さ、
夏期には濃霧に覆われ、農耕にも適していません。

魅力的な島々ではありますが、所持するのは大変な気がします。

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