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2013年1月29日 (火)

偉大なる2番手

ぼくの母校である横浜国大は昔、2期校の雄と呼ばれていたそうです。

今は入試方法が変わってしまいましたが、昔は東大などを落ちたひとの受け皿だった。
そのせいか国大出身者にはナンバー2的存在が多いような気がします。

この前、アルジェリアの人質事件で犠牲になった日揮の元副社長は
建築学科のずっと上の先輩でした。
だいたいリーダーというものは組織のシンボルなので手厚く守られ、
軍によって警備された砂漠のど真ん中の現場などには足を運ばない。
危ない仕事は腹心の部下の仕事なのでしょう。

プリツカー賞をとったSANAAの片割れ、西沢立衛氏は学科のひとつ下。
個人として評価の高い仕事をしながらも妹島さんとのタッグは解消していません。
おそらく妹島さんの言語を最も的確に翻訳できるのは自分だという自負があるのでしょう。
これもナンバー2的な思考です。

俳優の西島秀俊はドラマ、ストロベリーナイトで竹内結子の腹心の部下役がはまっています。
同じく俳優の加藤雅也も同様に、主演より助演の方が映える立ち位置にいるように思います。

同期であるB'zの稲葉浩志はビジュアル的には前面に出ていますが、
作曲者は松本孝弘であり、彼がリーダーであることは周知の通り。

ぼくが在籍時は既に共通一次世代だったこともあり、こうした傾向は感じませんでしたが、
むしろ社会に出てから、周りの目などによって誘導されていったように思います。

才能的に絶対にかなわない人物との出会いがそうさせたのかもしれません。
本当の天才には黙っていてもひとは集まってくる。
たぶんそのなかで最も優秀な実務能力者が国大出身者だったりするのでしょう。

で、ぼくはというと結局、一匹狼になってしまいました。
でも事務所在籍時は、もし自分が部下を持つとしたら自分だと思っていました。
ナンバー2となる素地は持っていたわけです。

そしてぼくは仕事面ではなく、生活面で連れ合いのナンバー2であることを受け入れているのかもしれません。

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