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2013年5月 7日 (火)

ソフィカル 最後のとき/最初のとき

昨年と同じく季節のいい時期に原美術館へランチをとりにいきました。Rimg0133_1
11時の開場と同時にカフェに直行しましたが、席はあっという間に埋まりました。

カフェダールで頼んだのは恒例のガーデンバスケット。
プチオードブルやデザートにワインフルボトルなどがついたセットで2940円。

今年は頑張ってフルボトルに挑戦しましたが連れ合いは1/3でギブアップ。
仕方なく残り2/3を引き受けるともう酔っぱらい状態でしばらく大変でした。
で、ふらふらの状態で見たのがこの企画展。

*ソフィカル 最後のとき/最初のとき/原美術館
 130630まで/11:00-17:00(-20:00水)/月休、0507休/1000円

この人の名前は聞いたことあるのですが、見たかどうかは定かではありません。

今回の展示は突然視力を失ったひとに最後に見た物をインタビューするというものと
生まれて初めて海を見る人々の表情をとらえた映像作品。
ともにイスタンブールでつくられました。

強く印象に残ったのは前者。そこにあるのは極めて個人的なリアルな体験。
一切の感情を排した事実。それはまるで聖書の一文のようです。
それを読むことによってなぜか自らが癒されていくような感覚を受けます。

それは彼らがその不幸な出来事を受け止めた強さに対する畏敬なのかも知れません。
それは小さな物語。とてもナイーブな作品です。

しかしぼくらはこれと似たものに最近出会っています。それは東日本大震災の被災者。
いろんな物語が報道されましたが、最近は復興に向けた大きな話に飲み込まれているようです。

原発事故、防潮堤の高さ、土地のかさ上げ、地区の集団移転とハードの課題は山盛りですが、
ぼくら建築家や美術家は被災者個人と対峙していくべきではなかろうか。
例えばセラピストのように、ナイーブな建築を紡ぎだすことこそいま求められてはいまいか。

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