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2013年9月 6日 (金)

兵器

シリアが化学兵器を使ったかどうかで軍事制裁を行うべきか国際的な議論になっています。
化学兵器は現在規制されているNBCR兵器のひとつで、理由は大量破壊兵器だから。

しかし使われたと言われるエリアは首都ダマスカス近郊の建物とかなり限定されたものであり、
そこに化学兵器を投入する意味がどうしてもわかりません。
それに使えば西欧諸国からどういう反応が出るか、イラクの例で十分わかっていたはずです。

となると反体制派の自作自演という線も捨て切れません。
大きな犠牲の出ないように濃度を薄めてばら撒いた可能性もある。

だいたい体制に混乱が生じると、どさくさに紛れて参戦する過激派というのはつきものです。
アフガニスタン然りエジプト然り。国内でも闘争と呼ばれるものにはたいがい絡んでいます。
それだけに軍事的支援というのは慎重にあるべきで、その前に現政権への経済制裁等を徹底すべきでしょう。

しかし大量破壊兵器はダメだけど銃弾や砲弾はOKというのもよくわかりません。
いずれも殺人行為にあたるわけで、国内法に照らし合わせればたいがいの国では罪に問われる。

ぼくが子供の頃に見たアニメや特撮では怪獣や宇宙人が敵だとして殺されていました。
昔話で言う鬼と同じような位置づけなのでしょうか。
ハリウッド映画でも悪の集団が最後には全滅するパターンが多い。

しかし銃規制が緩いアメリカ国内でもそんな派手な銃撃戦はまれです。なぜか。
それは悪人もひとりの人間であり、もっと言えば人権があるから死刑すら廃止する。

逆に言えば他所の国にほいほいと軍事介入するのはその国の人を人間と見ていないからではないのか。
確かに世界中の人間がみんな話せば理解し合えるなんていうのは幻想でしょう。

しかし軍事介入に踏み切る前に難民支援などやるべきことはたくさんある。
間違っても兵器屋を儲けさせるための戦争など仕掛けるべきではありません。

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