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2013年9月21日 (土)

反体制建築

建築というものは概して規模が大きく、お金もかかることから体制側に取り込まれLenin_tribune
その権威を象徴するために使われることが多かった。
昔から王墓、神殿、宮殿、教会などなど。

すると結局古典的な要素をまとった保守的なものが賛美されがちです。
それに対し、20世紀初頭、革命というものが反体制建築を生む土壌をつくりました。

特筆すべきはロシア革命後のロシア・アヴァンギャルド。
タトリン、マレーヴィチ、リシツキー、メリニコフ、レオニドフなどの
優れた美術家、建築家を輩出するもスターリンの独裁による古典復帰にて
その動きは潰されてしまいます。実作は少なかった。

ぼくが着目しているのはロシア・アヴァンギャルドの最初期に
リシツキーが提示したレーニン演説台です。(写真)

構成としては至って単純で、基本的にラチス状の柱を斜めに傾けただけ。
しかしこの斜めが同時期に発表されたタトリンのタワー同様、強烈な印象を与えます。

ぼくはこのスケッチがパンク建築の祖にあたるのではないかと考えています。

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