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2013年10月29日 (火)

中国の現代建築

ぼくの知るなかで日本で建築界大勢に批判された建築というのは3つあります。

・国会議事堂:時代に反した新古典主義。思考のない保守性。
・最高裁判所:法のもと、平等なはずの裁判所が権威的。
・M2:醜い。美的感覚が許さない。

何れにしても建築家のモラルというものがまだ生きていました。
槇さんによる新国立競技場批判もこの流れにあるように思います。

が、最近中国に集中的に建ち始めたグネグネの大劇場らにはそれがありません。
建築家は建てられるチャンスに無批判に飛びついているようですが、
果たしてそれでいいのだろうか?

中国は改めて言うこともなく一党独裁国家です。
若者が民主化を求め、弾圧された天安門事件の存在をいまだに認めていません。
人権や著作権の意識に乏しく、貧富の差は日本にもまして大きく存在します。

おそらく劇場を実際に利用するのは勝ち組のみでしょう。地方の農民は全く無縁。
そして勝ち組は政府と裏でつながっている。汚職です。

つまるところ、今の中国で大プロジェクトに関わるということは、
共産党政権の動きを容認したということにはならないか。
それは建築家としてのモラルに抵触していないか、問うてみたい。

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コメント

ぷらねっとさん、こんにちは。
70年安保にシンパシーを感じての発言だったかと記憶していますが
民主化を押さえつける体制に属するという意味では似ているのかもしれません。

大阪万博の後で磯崎さんが「戦争遂行者に加担したような」と仰った事を思い出しました。

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