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2013年10月 6日 (日)

さよなら和田堀給水所

だいぶ前の記事で取り上げた、近所の和田堀給水所。Rimg0069
老朽化及び耐震強化のため取り壊し、建て替えが決まっていましたが、
この度主要施設の2号配水池の取り壊しを前に見学会が開かれ、参加してきました。

施設は大きくふたつ、コロセウムを思わせる円形のコンクリート造1号配水池の方は
昭和9年竣工。平成30年から取り壊される予定。ピラミッドを思わせる四角い2号配水池は
コンクリートで造った上と横に盛り土をし、その存在感を消したユニークなもの。大正13年竣工。

他に大小幾つものポンプ室があり、小さなものは平屋で古典様式でまとめられており、
大きなものは建築家、山田守によるもので、比較的新しい印象を受けます。昭和36年竣工。
なかには山口文象が手がけた建物もあるそうですが、すべて撤去されてしまいます。

今回はおそらく一般人には初めて、1号配水池の屋上が公開されていました。
緩いドーム状の屋上に上がると住宅地の只中にあって遠くまで一気に展望が開けます。
晴れていれば新宿超高層も見えるそうですが。生憎の雨。残念でした。
2号配水池の屋上は一面に緑化されています。綺麗に手入れされていてサッカーとかできそう。

新たな施設は現在の配水池の意匠を出来るだけ継承すると謳っていますが、
パンフレットにあるCGからはそれはまるで伝わってきません。
せめて2010年代という今を記録するような建物となるよう願ってやみません。

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