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2013年11月 3日 (日)

クウェート大使館

蟻鱒鳶ルを見に行った時初めて出くわしました。Rimg0199
クウェート大使館。1970年竣工の丹下健三が手がけた建築です。

シンメトリーを基本とする丹下デザインの中にあって異色な作品。
時期としては彫塑的マテリアルからガラスのカーテンウォールに移行するあたり。

シンメトリーを崩しているのは前面道路が坂であるためなのかもしれません。
全体が階段上にせり上がり、一部で浮遊感を強調しているところからそれは見て取れます。

形態は丹下さんのボキャブラリーというよりはコルビュジェからの影響が強いですが
現代でも十分に通用する美しさと強度を持ち続けています。

これ以降の丹下建築はハリボテになってしまいました。
竣工時期は大阪万博のお祭り広場と重なり、関係者を総動員したこのプロジェクトを機に
丹下事務所から巣立った建築家も多かったのではないかと推測します。

丹下健三の絶頂期、最後の輝きとして保存すべき価値のある建築だと思います。

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コメント

t.shigeさん、こんばんは。
そっちの丹下とは縁がありませんでした。
うちのチネリガゼッタはコロンバス。

丹下と言ったらプレステージ、、、


あ、ちゃちゃ入れ済みません、、、

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