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2013年11月14日 (木)

マンションを梱包する

近隣の築10年ほどのマンションが足場で囲われ、防護ネットが張られ梱包状態になっています。Rimg0039
5層の団地が2つ、コの字型につながっていてその全面なので、かなりの規模です。

外装仕上げはタイル。
最初は清掃の足場かと思いましたが、タイルを削る音がするので交換している模様。
剥落事故でもあったのか。小さめのタイルでも上から降ってくれば凶器になります。
そういえば竣工当初、足もとの遊歩道でタイル、剥離していました。恐らく施工不良ですね。

ぼくが今まで見た建築でタイルが問題になっていたのは2つ。

ひとつはバルセロナのウォールデン・セブンという高層マンション。
20cm角くらいの大きなタイルがバラバラ剥げ落ちていました。容易に目視できるような規模で。
1975年竣工で1987年にはそんな状態で周囲と内部吹き抜けに防護ネットが張られてました。
今は改修工事でほとんどのタイルは剥がされ、塗装仕上げに変わっている模様。

もうひとつは青木淳さんによる新潟の遊水館という屋内プールの床。
新潟の一連の施設のために青木さんは独自におむすび型のモザイクタイルを開発しましたが
裏目に出ました。おそらく温度変化に弱く、プールは水の暖かさで、
隣接する潟博物館のテラスでは寒さでクラックが入り、大規模に剥げてしまっていました。

タイルというのはPC版などに打ち込む場合を除いて手作業になるので不良が出やすい。
一方で修繕となると一個一個のタイルを打音検査するなど手間と費用がかかります。
腕の良い業者を抱えることは施工者にとって必須と言えるでしょう。

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