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2014年3月11日 (火)

大橋富夫さん

あまり目立ちませんが、建築写真界の重鎮です。せんだいの伊東さんのコンペ模型を撮った方。Photo
今手元にある建築文化の最も古い1986年4月号に湘南台文化センターのコンペの記事があり
この坂本一成案の模型写真も氏によるもので写真次第でこうも変わるのかと感心した記憶あり。

建築写真だと日本文化と現代建築が共存するカオティックなモノクロ写真がうまい。
今日の写真もそうですが、篠原一男の後期の作品はほぼ氏が押さえています。

ちなみに篠原建築の初期は村井修、中期は多木浩二が撮っていて、特に多木さんは
未完の家にて新建築がまともな写真が撮れなくて途方に暮れたところを抜擢されたらしい。

その新建築がこの度別冊jaで篠原一男の特集号を出しました。買いましたが中身はというと
今まで使われた写真の再掲載に過ぎず、テキストが目を引く程度。
これを編集部は篠原さんの意志を尊重したと書いていますがぼくには手抜きにしか見えない。

その最たるものが大橋さんの写真のクレジットが全くないこと。村井、多木氏はあるのに。
彰国社の篠原一男住宅図面と照合するとたしかに別物ですが、アングルから日射まで
おそらく大橋さんと同じにするよう篠原さんから新建築に指示が出ていたのではないか。

それほど新建築の写真と大橋さんのは似通っていて、明らかに前者のグレードが1段低い。
でも上原通りの住宅のP80の写真は大橋さんのではないのかなあ。
同住宅のP84の写真は有名な多木さんの写真のカラーバージョンで丸パクリだし。

jaは全作品と謳っていながら初期の作品である朝倉さんの家が抜け落ちています。
この撮影も大橋さんが担当しているので、新建築と大橋さんの間に何かあったのか。
篠原’s bestを目指すなら大橋さんは外せない存在なはずです。

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