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2014年4月

2014年4月30日 (水)

携帯デコPart3

以前の記事に書いたアップルマークの携帯を補修しながら使っていましたが、Dscn9579
せっかく先日カッティングシートを買ったので、違うデザインを試してみました。

まずは表面全体を青のシートで覆います。色味が原色に近いので結構どぎつい印象。
そこからアップルマークを切り抜いてみますが印象はあまり変わらず。

そこでヒンジ部に合わせてシート両側をカットし、青のストライプ状に。
でもちょっとアップルマークがくどいので、同じ大きさのシートを貼り直します。

しばらくはこれで完成形としていたのですが、今のブルーはブラックとの取り合わせが基本なので
白地に青というのはなんとなく物足りない。

そこで持ってきたのがムーミンショップで買ったシールのフキダシの文字部分です。
もともとはMTB用に買ったのですが、表面に光沢があって保留にしていたもの。

手書きの文字がうっすら入っていい感じになったと思います。たぶん耐久性もOK。

2014年4月29日 (火)

赤面

日曜日のライドの最後のほう、だるいなと思って鏡を見ると顔が真っ赤。Dscn9571
ん?熱中症?この気温で、と思いましたが帰宅して結局水のシャワーをあびることに。
おそらく運動で生じた体の熱が下がらなかったのだと思います。

ネットで検索してみると、どうも自律神経がうまく働いてないらしい。
ああ、じゃあこれはたまに見舞われる不整脈や重い立ちくらみと同じ、薬の副作用。

ぼくは持病があってもう10年以上薬を手放せていないのですが、
その副作用で自律神経障害があります。命にかかわるような重大なものではない。

ただこうなってくると一ヶ月後の王滝が心配です。
まあダメならダメで、もう仕方ないのですが。

2014年4月28日 (月)

久しぶりの2トレ

山サイ本に沿って1回行ったきりの2トレ、今回yさんがファットバイクに乗られる方をDscn9569
お連れするとのことで、同行させてもらいました。
ルートが全然違ってソロで行った前回の数倍楽しめました。

アプローチは輪行。早朝だったこともありコンビニに行きそびれ、
なんとか飲料とアンパン一個だけ確保しました。
2トレ最寄り駅近くにもコンビニはあったのですが集合場所までの時間が読めずパス。

が、集合場所に着いてもそれらしき人たちはいない。なんか小腹がすいてアンパンを食べてしまった。
2トレは南側の麓に下りて蕎麦屋に行ったみたいなレポートが多かったので油断しました。

時間になると自走してきたというyさんとhさんと無事合流。ファットバイクの方と合わせて4名。
まずはゴンドラと呼ばれる緩勾配の舗装路を西へ上っていきます。
車道の峠の手前に自販機があって飲料補給。車道から自転車を押し上げて北へ。

峠までは前回通った道でしたが、ここから西方向のフェンス沿いを走ります。
前にMTBerが出てきたのを遭遇した道。しばらく厳しいアップダウンが続いて、
最後にガッと上ると、北−東方向に大きく開けた展望台に着きます。標高416m。

今きた道をピストンで戻って今度は南方向に。やはり道路から押し上げですが乗車できるところも。
どうももうこの頃からすでに疲れが。南側の道も途中までは前回と同じでしたが、
右に折れたあたりから新たなバリエーションルートが次々と。

今回上りのチャレンジに使われた切り株坂も前回は通らず巻いていました。
降り切る手前にある広場で昼食休憩です。食料を切らしていたぼくはhさんからおにぎりを
yさんからはバンを頂きました。ありがとうございました、助かりました。

霊園まで下りて自販機で飲料補給とトイレ。ここでちゃんと行っとけばよかった。
少し下りてから前回反対方向から行った倒木のある上りへ。
少しでも行った記憶のある道は心強く、ここは乗車で通せました。

さてここでようやくお待ちかねの東方向へ下るメインルートです。前回も通っていますが、
他のMTBerの速さに道を譲った記憶があります。果たして今回も皆さんすごいスピードで下ります。

この下り、結構根が張っていて減速したりすると勢いがつかず次の上り返しで止まってしまいます。
何回か繰り返すうちに、これは漕ぐことを封印して身体の加重抜重で下りをこなすのがいいかと
そう思うに至り、何度かはそれでうまくいったのですが、一回コントロールを失って、
高速で立木に激突しかけてしまいました。何かを考えると他が疎かになるのはぼくの悪い癖。

最後はフェンス沿いのジェットコースターをこなして少し戻ってからゴンドラに出て終了。
いやいや、お疲れ様でした。

今回印象的だったのはyさんの後姿。路面がガレようが上ろうがほとんど身体がぶれません。
おそらく体幹がしっかりしている上、上体の力が抜けている。自分がいかに無駄な動きが多いか。
それとやっぱりファットバイク。脚がある方が乗っていたということもありますが、
その走破性には眼を見張るものがありました。タイヤのグリップが強くて力のロスが少ない。

さて帰路は自走するつもりだったのですがものすごい逆風の多摩川CRでyさんらについていく自信はない。
で、結局拝島近辺までCRで先導いただき、離脱しました。
拝島には洒落たコーヒーショップなどないので仕方なくセブンでトイレを借り買い出し。
夕食の分も含めたつもりだったのでかなりの量の補給となりました。

ここからは玉川上水−井の頭通りというコース。逆風ではありましたがCRほどではない。
アップダウンはなく、信号で適度な休息。気晴らしに建物を眺めたり、お気に入りのコースです。
結局、拝島スタート後2時間での帰着と相成りました。

・走行距離:65.0km
・獲得標高差:852m
・最高標高:416m

2014年4月27日 (日)

裏山ライドTokyo

昨日は予定がぽっかり空いていて幾つかのイベント参加を候補としていました。Dscn9552
そのなかで一番集客で苦労していそうなところを選び、参加してきました。

2月の雪かきでお世話になったJさんの発案企画による裏山ライドTokyo、
檜原村・山の上の古民家お手伝い&帰路ライド、というもの。

簡単に言うと長らく放置されていた山奥の古民家に再び住まい始めるために、
オーナーのもと、主には伸び放題の草刈りのボランティアで、
ついでに武蔵五日市までの帰路、ダウンヒルを楽しんでしまおうというもの。

ちょっとひっかかっていたのは参加料がそこそこの値で設定されていたこと。
お金を出してボランティアに参加するという文化はおそらくまだ日本には根付いていない。
半額だったらなと思っていましたがフルサスバイクを借りられたのでまあぎりぎり納得か。

朝、武蔵五日市駅に着くと偶然Yさんと遭遇。翌日一緒に走る予定です。
この日は健脚3人組でknpr方面に出撃した模様。

Jさんと奥様と落ち合い、同じく参加するIさんも合流。車で古民家方面へ。
思ったより随分と山奥に入って行きました。山地図にも載ってない標高800mまで達する舗装路。
尾根を走っていると途中で横切る道ですが、どこがどうつながっているのか今回初めて知りました。

車を降りて少し自転車で上り、登山道を押し歩いたところで自転車は駐車。
ここから徒歩で古民家方面へ下りていきます。と、忽然と母屋を中心とした幾つかの建物が。

外から見た感じではまさに廃屋です。おまけに生活ゴミが周辺に大量に積まれている。
ちょっとこれは気の遠くなるような作業になると思いましたが、とりあえず庭下の雑木を整理することに。
無数の笹と、刺のあるバラと、樹木に絡みついているフジをただひたすら伐採していきます。

途中からオーナーと作業者3名が到着し、作業のスピードは上がる。
その間、オーナーさんらは山菜の天麩羅をつくっていただいていました。
野摘みの山菜、フランクフルト、饅頭まで頂きありがとうございました。美味しかったです。

食事の前には建物屋根裏探検。かなりゴツい柱梁が使われていましたが、
おそらく接続部は水平方向の応力に弱い。なのでだいぶゆがんでいる部分も。
屋根は下部構造から独立して軽くつくられているようでした。これは白川郷の民家と同じ。

食事後は裏の斜面に作業場を移し、ここでもひたすら雑木の伐採をします。
雪かきの時ほどではないですが、やはり重労働で随分汗をかきました。

作業終了後、再び裏山ライドの3名は離脱して、結構な勾配の舗装路を下っていきます。
麓に着いたらあとはひたすら緩勾配の下り。ちょっと長くて疲れてきました。

途中、ドーナツ屋に寄ったりしたあと、瀬音の湯には5時着。
ようやくここでひと息。1時間ほどゆったりしたあと再スタート。
五日市の街に入ってからは、川沿いまで降りて雰囲気のあるポタリング。

駅についたのは6時半でした。いやいやお疲れ様でした。こんなに走るとは思わなんだ。
Iさんも体力あるなあと感心。皆様、又の機会にもよろしくお願い致します。

2014年4月26日 (土)

お花畑を探して多摩川へ

マイミクのtさんが連日載せている多摩川の白いお花畑の写真。Dscn9544
ぼくも同じ日に丸子橋−二子橋間を走っていたのですが、もっと下流がすごいらしい。

で、ようやく気候が安定した昨日、行ってきました。二子橋から左岸の土手に入ります。
と、既に白い花の草の伐採作業が始まっていました。雑草扱いなのね。。

丸子橋を越えてからも土手下を走りますが、どうも一面のお花畑という感じにはならない。
気が付くともう目の前にガス橋が。あらら行き過ぎた。

右岸なのかなあ、と思いなから川岸まで行くと川に添って細い轍が続いているのを発見。
これがお花畑の道でした。草は高さが1m近く伸びていて所によっては轍すら見えず、
花をかき分けて進むような状態でした。や、なかなか楽しかった。

帰りは丸子橋から丸子川沿いをポタリング。納谷さんのセンスの良い住宅を再発見したり。
上野毛のあたりから内陸部に戻り、あてもなく走っていると桜新町に出ました。

そういえば先日サザエさんのカフェがオープンしたと聞いていたので探します。
果たして店は駅のある通りではなく、長谷川町子美術館へ行く途中にありました。

Lien de SAZAESAN
東京都世田谷区桜新町1-8-9/11:00~19:00/月休 ※祝日の場合はその翌日

なかでも食べられますがテイクアウトもOK。
パンケーキ×パンケーキ 120円/サザエさん焼き 120-150円/アイスコーヒー 400円など。
ナチュラルテイストなおしゃれなお店です。オリジナルグッズもあり。

一息ついてからおみやげを買って帰路につきました。満足。

2014年4月25日 (金)

ドッグトレーナーになりたい

来年は50を迎えるし、人生の最後が見えてきて違うことをしてみてもいいかも。
というほど現実的に考えているわけではありませんが、ふとこう思いました。

犬は基本的に人間に都合がいいように作り変えられてきた存在です。
食べられるために生かされる豚や牛よりはましかもしれませんが、
そこには無理な交配などによる犠牲がおそらく山のように横たわっている。

それを生き抜いても飼い主になつかないとそれだけで殺処分されてしまう。
人間だって神ではないので吠え噛み付く相手を愛せよと言っても無理です。
しかし一方で飼い主を見つめて楽しそうにはしゃぐ犬にはありったけの愛情を注げる。

犬の生まれ持っての個性もあるでしょうし、幼少期の育てられ方にも影響を受けるでしょうが
愛情を受けて、嬉しそうにしてそれがまた愛情を生むというスパイラルを
一度、訓練ででも覚えてしまえばその犬は一生を幸せに暮らすことができる。

そのお手伝いをできればいいなあと。今はまだまったく知識もありませんが。

2014年4月24日 (木)

ネーミングセンス

ここ何日か体調が悪く、なんかすらっと読める本でも買おうと、湊かなえの映画化されたO0640096012784388973
白ゆき姫殺人事件を選びました。期待通りに2日で読みきれましたが、これは…。

ストーリーや文体がまるで素人のようなのは期待してなかったのでまあいいとして、
ネーミングセンスが決定的にアウト。こういうのって編集さんが指摘しないのかな。

具体的にはtwitterのネーミングが使えなかったのか、かわりに出てきたのがマンマロー。
インスタントの中華料理材のようなネーミング。マンマロー、そのまんま、からきているのか?

もうひとつ、事件の舞台になった会社の名前が日の出化粧品。まるっきり昭和な名前です。
日の出酒造の子会社という設定らしいのでわからなくはないですが、
化粧品会社としてスタートする段階で戦略的に名前は考えるでしょう、普通。

それでそこが出していたはごろもという石鹸が白ゆきと名前を変えたことで、
売れ行きがぐんと伸びたという設定ですが、これも説得力がない。
むしろ逆では?だいたい石鹸に白ゆきって、和菓子ならまだわかりますが。

2014年4月23日 (水)

MTBタイヤ、チューブ交換

実に3年以上使っていたMTBのタイヤに限界が来たようで、チューブとともに交換しました。Dscn9537
ここまでもったのは、舗装路をあまり走らなかったり空気圧が低かったことにもよるでしょう。
最後はタイヤサイドにひし形に亀裂が浮いてきてしまいましたが、チューブはまだ使えそう。

交換したのは以前のと同じ、シュワルベのレーシングラルフです。チューブも同じ。
なんといっても軽いし、パンクも殆どなかったので不満はありませんでした。

今は同型でも繊維やコンパウンドの種別などで幾つかのラインナップがあるのですが、
最も安いパフォーマンスラインを選択。以前のものより40gほど重いほかグリップが弱いらしい。

グリップに関して言えば前のタイヤでノブが半分くらいになっても問題なかったのでまあいいか。
良質なコンパウンドほど劣化、消耗が激しそうなのでとりあえず安いので試してみます。
MTBのタイヤは高いしね。

装着してみると以前のものより細めに見えます。
恐らく使っているうちにタイヤの繊維が徐々に伸びていくのでしょうね。

2014年4月22日 (火)

女性化?

つい先日を含め、この半年ほどで3回ほど感情的になりました。キレたとも言う。相手は全て男。
不満があると黙る方なので珍しいのですが、そういえば中学3年の頃も口喧嘩が絶えなかった。
この間、教育などで頭が社会化され抑えられていたものが歳とともに吹き出てきてしまったのか。

幼児期、ぼくは基本放置され気味でしたが、社会に接する機会をほとんど与えられませんでした。
幼稚園に入るまで同年代の他者との接触はなかった。
一番身近にいたのは母親で、父親は母親に育児全般を任せきりにしているようでした。

スタートラインから出遅れていて参考になる者は母親のみ。まだテレビもない時代。
ぼくの少年期のキレやすい体質はどうも母親から受け継がれたようです。
離婚もそうだったし、見ていてとにかく人間関係をバッサリ切る場面が多かった。

ただこれは母親特有の人格というより女性一般の性格傾向とも言えそうです。
連れ合いと住んでもう10年近くになりますが、彼女も人間評価の振幅が激しい。
ぼくは自営業で、一日に最も多く会話をするのが彼女だったりするので影響は受けます。

女性的性格傾向を感情的、本能的とするなら男性的性格傾向は社会的と言えそうです。
つまり集団全体の一部として自分を殺し、冷静にその職責を遂行していくことに喜びを見いだす。
女性も今や社会の一部ですが「女性だから」ということで大目に見られている場面は多い。

社会にはヒエラルキーがあって、中心にいる人物は暗黙の了解で表立って批判されることはない。
かわりにアウトサイダーにあたる人物がスケープゴートにされ、それが集団のガス抜きになっている。
ぼくも位置的にはアウトサイダーにあたりますが、叩かれて黙って引き下がる性格ではない。
相手にできるだけ深い傷を負わせてから退却します。その感情はサディスティックでさえある。

これも案外女性的と言える行為なのかもしれません。男性は女性の言動により深く傷つけられる。
たとえば「生理的にダメ」というセリフ。男性は思っていても口にしませんよね。
女性はより本能に対して正直なのだろうと思います。だとしたら今の自分は女性的と言えるのかも。

だって気持ち悪いものはどうしたって気持ち悪いのですから。王様は裸だし。

2014年4月21日 (月)

Moomin!ムーミン展

銀座松屋で開催されている「Moomin!ムーミン展」に行ってきました。Dscn9529
140506まで/10:00−20:00(−17:005月6日)/無休/1000円

約200点の挿絵原画のほか、ムーミン谷を再現したジオラマ模型などが展示されています。
ただ挿絵の原画なので展示は小さく多くは10センチ角程度、大きくてもA5サイズくらい。

それに加え、すごい人出で最初の方は人でフロアがいっぱい。
後の方になると少なくなってきますが、見る人の列の進みは遅く、顔を近づけて見るため
頭がじゃまになって後ろからは見えないなど、とてもゆっくり見られる環境ではなかった。

最後にジオラマ模型があって、会場を出るとムーミングッズの売り場があるのですがここも人人。
グッズはいくつか購入しましたが、swatchからムーミンの液晶の腕時計があり
この後行ったユニクロのTシャツとともに連れ合いへの今年の誕生日プレゼントとなりました。

その他、昨日行った店は以下。

・シナボン六本木店
シアトルズベストコーヒーに併設された巨大なシナモンロールを食べられる店。
いくつか種類があって選べます。ぼくが頼んだのはキャラメルピーカンボン。
キャラメルソースで上にナッツが乗っています。美味しいのですが1個1000kcal以上するとのこと。
食べても食べても湧き出てくるキャラメルソースは砂糖の塊のようです。

・ニコラシャール銀座本店
シュークリームの店でテイクアウトも出来ますが2階にカフェが併設されています。
なかに入ってみると様々なうさぎのぬいぐるみが点在するなど、不思議ちゃん的世界。
原宿にありそうなイメージでとても銀座にあるとは実感できません。
シュークリームを乗せたうさぎパフェを頼みましたが、これが1個1780円!
価格だけは銀座でした。味の方はやっぱり原宿。美味しいけどB級的。

・ユニクロ銀座店
LINEキャラクターのTシャツが発売されたとのことで初めて脚を踏み入れました。
いや、インテリアかっこいいですね。そして垂直方向にデカい。UTは11階にありました。
連れ合いはリサ・ラーソンのTシャツをセレクト。アートTシャツも充実してました。

2014年4月20日 (日)

山サイ実用車

基本的にMTBは山サイの道具と考えています。Dscn9480

全行程の3割前後が担ぎになる山サイでは軽さが最優先されます。
なのでフレームはカーボンだし、ホイールも完組の軽いのがついています。
リアがリジッドになっているのも同じ理由からで、26インチの意味も出てくる。

一方でぼくは厄介な美的感覚なるものから逃れることはできません。
基本的に直線を使ったダイアモンド型でシンプルで無駄がないものが好み。
最近のヘッドやBBまわりのオーバーサイズはやりすぎだと感じています。
曲線が使われる部品でも、曲がる回数は少なく各曲率が近いほどいい。

ただ実際に人間の姿勢と大きく関わるハンドルバーはなかなか難しい。
ARGON-サーベロでも1回変えているし、MTBに至っては2回変えています。
MTBでは今のハンドルを採用することで山サイ実用車とは言い切れなくなりました。

ぼくは妙なところが潔癖で、正道を踏み外した感がずっと続いていました。
で、結局元のバーに戻しました。まったく何やってんだか。

バーはモノは気に入っているので手元に置いておきます。
ファットバイクとか組んだら使うんだけど。

2014年4月19日 (土)

同相の谷

篠原一男のwikiで作品リストが整理されています。Dscn9512
以下はそのなかでぼくが見たものです。住宅は基本外観のみですが。

1971年直方体の森 (現 中村正義の美術館)/川崎市多摩区
    同相の谷/東京都大田区
    海の階段/東京都練馬区
1973年東玉川の住宅/東京都世田谷区
1976年上原通りの住宅/東京都渋谷区
1978年上原曲がり道の住宅/東京都渋谷区
1982年日本浮世絵博物館/長野県松本市
    東玉川コンプレックス/東京都世田谷区
1984年ハウス イン ヨコハマ/横浜市港北区(現存せず)
1987年東京工業大学百年記念館/東京都目黒区
1988年ハネギコンプレックス/東京都世田谷区(現存せず)
1990年K2ビルディング/大阪市都島区
    熊本北警察署/熊本市中央区

いわゆる第1の様式の作品は見ていません。古すぎるしあまり興味もない。
今回見つけ、見てきたのが同相の谷。第2の様式に当たります。
基本、左右対称の象徴空間がメインで外観は二の次といった扱いが多い。

海の階段などは唯一のファサードの半分が増築されているので見るものもありませんが
同相の谷はメンテナンスが行き届いているのか、とても綺麗に使われています。
敷地は広く緑も多くあり、モダニズムが幸せだった頃のヴァイセンホフのジードルンクを思わせます。

徐々に薄くなるキャンチレバーの庇は美しいし、開口部のプロポーションもきれいです。
また成城の住宅のように建物が斜面から生えてくるような意匠にも好感を持ちました。
平面的にも直方体の森のような無理が生じている部分も少ない。
じゃじゃ馬のような第2の様式以降の篠原建築にあって最も大人な作品と言えるかもしれません。

しかし、篠原の架空の増築案の平面だけパクったような建物が隣接していますがあれは何?

2014年4月18日 (金)

今年のイベント予定

今のところ考えているのは以下のあたり。
同行者歓迎です。日程は要相談。

・セルフディスカバリーアドベンチャー・イン・王滝 100km
 5月24-25日/1泊、大又山荘/レンタカー輪行/確定、雨天DNS

・転付峠、山伏峠
 6月以降/1泊、二軒小屋/波高島輪行/未定

・清水峠
 7月以降/1泊、土合周辺/土合、越後湯沢輪行/未定

・沼尻峠、旧土湯峠
 8月以降/1泊、中ノ沢周辺/中ノ沢輪行/未定

9月の王滝はなし。5月にDNSか完走できなければ来年の5月はあるかも。
何か他に面白いプランがありましたら是非お誘いください。

2014年4月17日 (木)

誰だ誰だ、だれだあ?

ここのところ街で出くわした建築が誰の設計かわからないことが多くなりました。

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建築雑誌のチェックが荒くなっている上、記憶力もだんだん落ちている気がするので。
いろんなキーワードでネットで検索してもヒットしなかった例が2つ。

ひとつめは神宮前にある美容室で、手すりの奥がドライエリアになっています。(写真上)
カーテンウォールはこの上も伸びますが、斜線制限で斜めに切れています。
商業建築を手がける人かと思いますが、両端の壁の厚さを見せないなどディテールは凝ってる。

もうひとつは昨日見かけたものですが、駅で言うと二子玉川に近い住宅。
丸みを帯びた鉄板のようなマッスに、鋲が打たれたレトロな飛行機のようなボックスが取り付き
そこに工場で使われているような素っ気ない鉄骨階段が架けられています。(写真下)Dscn9506

両者はインダストリアル風という点で共通しますが、後者は装飾的要素が強い。
直裁的すぎるというか、住んでいる人も恥ずかしい感じがするかもしれません。

双方とも雑誌で見たような気もするのですが設計者がどなたかわかる方、いらっしゃいますか?

−−
前者は判明、手塚さんでした。随分前の作品。

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2014年4月16日 (水)

人間関係

今現在、最も大事にしているのは連れ合いとの関係です。
そこでは言いたいことを言わないこともあるし、自我を抑え自己犠牲すらいとわない。
彼女は美しく一生懸命な人で尊敬の対象であり彼女の人生を優先しても構わない。

彼女に限らず女性一般に対しては概ね好意を抱いています。なかには合わない人もいますが。
お店で女性店員から笑顔をもらえたり覚えておいてもらったりするだけで幸せを感じます。
なので基本的に敵意はないし、関係で悩むということもあまりない。

問題は対男性なのです。社会と言い換えてもいいかもしれない。ともにあまり好きとは言えない。
それでもまだ組織に属していた頃は同じ苦労を共にすることで仲間はいました。
まあ共通の話題は上司の悪口だったりして生産的とは言えなかったかもしれませんが。

大学入学とか最初の就職とか集団にポンと投げ出されるとどうしていいかわからない。
誰が仲間になりそうかも想像できない。ぼくは客観的に見た自分が好きではないから
自分と近い人を探す気にもなれません。だいたい人との関係を違いで決めていく癖がある。

これは日本独特なのかもしれませんが、批判をする人は仲間に入りづらい。
過去に建築家のoさんが建築界のぶっちゃけ話を書籍にしたことがありましたが、
彼の著作は今ではことごとく絶版となっています。
新国立競技場問題で先鋒に立っているmさんもいつ梯子が外されてもおかしくない。

基本的にお約束の共感があって、独自の考えなどは認められない。
空気を読むっていうんですかね。自分の立場をわきまえるというか。

でもクリエイターがそんなことばかりしていたら感性が鈍るばかりです。
ぼくは自分の見てくれは好きではありませんが考え方、感性は信頼しています。
それをないがしろにしてまで仲間を作りたいかというとそうでもないのです。

「社会集団は、これを犯せば逸脱となるような規則をもうけ、それを特定の人々に適用し、
彼らにアウトサイダーのラベルを貼ることによって、逸脱を生みだすのである。」
                             −−ハワード・ベッカー

2014年4月15日 (火)

お買い上げ

12日のブログに書いたブルムースバー。金、土と店に行くも考えあぐね、Dscn9485
昨日月曜日にMTBを持ち込んでバー実物をあてがってみて、結果購入と相成りました。

blue lugのハンドルバーは前にluv handleというのに惹かれたことがあり、
その時はモンスタークロス用との先入観と高価格で買うまでには至りませんでした。
今回は価格の値頃感が大きかった。まあその分重いのですが。

さてこのバー、幅が710ミリありますが輪行のこともありカットしなくてはなりません。
長さは悩みましたが前回の650ミリより微増の665ミリで落ち着きました。
カットは前回購入したパイプカッターが使えました。

試乗してみると若干ライズがあるかと思っていましたが高さはほぼフラット。
そして危惧していた通りスウィープはややきつい感じ。ハンドルはやや遠くなった。
が、これはこれで良しとします。前のバーは微妙にうねっているのが気に入らなかったので。

ブルムースバーはMTBの初期の頃に開発された製品のようで検索すると結構ヒットします。
これで手元のMTBのバー、ステムは3セットとなりました。300g、400g、700g。

−−
その後、16日には売り切れ表示に変わっていました。あぶないあぶない。

2014年4月14日 (月)

阿佐ヶ谷書庫内覧会

堀部安嗣さん設計による阿佐ヶ谷書庫の内覧会に行ってきました。Dscn9466
堀部さんの建築を見るのはこれが初めてで楽しみにしていました。

ミニベロで行きましたがぱっと見、外観はディテールが消されていていい感じ。
スケールもいいし、普通ながらただ者ではない感がにじみでていました。
恐らく打設したコンクリートの重さで型枠が若干ゆがんでいるのはご愛嬌。

なかに入ってみた第一印象はうちの事務所と同じ空気。閉じた感じ。
四方を囲って上から採光するとどうしても似た印象になりますが息抜きも欲しくなる。

この建物の施主は堀部さんと今回で4度目の仕事だそう。奥様との仕事もあり、
内覧会をコーディネートされた方の住宅も手がけたそうで、皆表情が輝いています。
恐らく堀部さんには人を惹きつける人格というか魅力があるのでしょう。

内部をひと通り見て簡単な説明を受けた上での感想はというと、
モジュールにこだわったあまり、空間の強度は弱まってしまったのかな。

平面方向も高さもミニマムで幾何学的、上からの採光というと安藤建築を想起しますが
あれほどの強さがないのは階段のディテール処理によるところが大きい。

あの箱のような段板がコンクリート(PC)の片持ちになっただけでも随分違うだろうし、
縦の手すり子を支柱の間に3本入れたらまた印象が変わったでしょう。

参考になるのは先日見に行った杉並区大宮前体育館で、外観は無骨だと書きましたが
内部になると平面から45度振ったストライプの天井など一転してデコラティブになります。

ここで使われていたのが縦に密な手すり格子で機能面を越えて記号的でありました。
これが縦に深く掘られた体育館の垂直性を強調していてカッコ良かった。

堀部さんも伊豆高原の家などで田の字型窓を採用するなど記号操作には長けた人ですが
今回はやり過ぎになると判断されたのでしょうか。そこが少し残念でした。

2014年4月13日 (日)

再びs山へ

もう王滝が1か月後に迫ってきているというのに王滝仮想練の林道にはまだ雪が。Rimg0180
おそらく1000m級の尾根道にも残っていそうなので低山のs山に行ってきました。

9時半に駅発。山の方に近づいていくとまだきれいな桜が残っています。
で、カメラで撮ろうとすると異音がして起動しません。起動してもピンぼけだったり。
半年くらいまえからレンズが戻らない現象は出ていましたが、ついに壊れたか。

ちょっとブルーになりながらも湖へ向かう公園の坂を上っていきます。
最初の激坂2つでは脚をついてしまいましたがあとはクリア。ハイカーが多い。
なかには20人規模のパーティーまでいました。共存が難しい季節ではあります。

10:20に湖展望台着。スカイツリーまでなんとか確認できました。
下りはH大学のトレイルが隣接する山道。久しぶりの下りのトレイルは気持ちよかった。
ここにはほとんどハイカーはいませんでした。

下り終えてから青少年センター方面へ。ここから峠までは押します。
尾根に出てからも再度激坂押しあり。見晴らしのいい峠に出たのは11:15。
ここから下り基調になりますが上り返しが多くて先程みたいな心地よさは薄い。

舗装路に出てさらに下っていきますが、前輪になにか違和感が。
ローターが擦っているのかと思いましたが違い、スローパンクでした。
タイヤを外してみると何箇所がサイドカットしていて1箇所で貫通している。

ここにパンク箇所を特定してチューブを調べるも、結局穴は見つからずチューブ交換に。
のんびりやっていたこともあり実に40分の作業となりました。王滝本番では考えられない。

舗装路を再度上ってトンネルをくぐり下ると念願のラッテ到着。12時半。
が、店はまだ閉まっていました。18日に再開するらしい。ようやく水道工事の許可が出たって。。
当初は帰路は自走でと考えていましたが、パンクと休業のダメージが大きく輪行で帰ることに。

が、この最後の山が意外と長い。おまけに2回のミスコースでモチベーションダウン。
出発駅のコンビニでアイスを購入し無理やり納得させようとしたり。
結局橋本には13時半着。自宅には14時半過ぎに戻りました。

タイヤが前後ともかなり劣化していたのでチューブとともに通販で購入。
それから新宿に出てカメラの修理出し。もうハンドルどころの出費では済みません。

今日摂取したショットの買い足しもしました。今のところ体調は悪くないですが、
エネルギーが切れたあたりで疲れがどっと出るような感じはありました。

パンク修理もしましたが、微妙にサイドカットの場所からはずれてた。うーん。

・走行距離:29.1km
・獲得標高差:591m
・最高標高:333m

2014年4月12日 (土)

b903 bullmoose bar

blue lugとNittoがコラボしたこのハンドルバーに惹かれています。Blue_lug_bar
以前気になっていた3ピースのlub handleよりシンプルで値段もこなれています。

気になるのは重さ。測ってもらったところ700グラムありました。現状より300グラムアップ。
それとバックスイープの角度。通常8度程度ですが15度とかなり大きい。
さらにコラムのクランプボルトが1箇所しかなく、固定力に不安が残ります。

軽さ、調整のしやすさでまさる現行品がこのタイプに置き換わることはないでしょう。
ただこのシンプルなシェイプは魅力的でスチールフレームのファットバイクだったら買うかも。

うーん、どうしようかなあ。以前同じようにblue lugとWTBがコラボした迷彩柄のサドルは売り切れてしまってます。

2014年4月11日 (金)

体調悪化

昨日、どうにも頭が重く身体がしんどくて、歩くのもつらい。ブログを書くのもダメで
昼寝してさらに早寝して、なんとか今朝回復しつつあるようです。

原因と考えられるのは3つ。
・ショッツに入っていたマルトデキストリン。人工甘味料は受け付けない身体なので。
・急激な気温と気圧の上昇。
・美容院での肩マッサージ。昔はこれで頭痛が出ていました。

とりあえずショッツはもう一回試してみるつもり。だめならウイダーにスイッチ。重いけど。
フラスク高かったのにな。

2014年4月10日 (木)

男と女に求められるもの

NHKのニュース9を見ていていつも思うのですが、キャスター二人の容姿が対照的。20120608e38080e3808ce5af8ce5a3abe5b
男性キャスター大越健介さんはずんぐりむっくりで顔が大きく首がない。
対する女性キャスター井上あさひさんは首が長くて小顔な美人です。

連れ合いにどう思うか聞いたところ、女性は身だしなみを気にするからとの答えでしたが
男女に求められるものの差が顕著に現れた例ではないかと思っています。

大越さんの体型は元にあった筋肉から来ているのでしょう。元スポーツマン。
彼には現場の責任者としての誠実さを求めている。もちろん要高学歴。
井上さんの方は現場の華が求められている。知的であればなお良い程度。

ただこの番組を見ていて思うのは井上さんも恐らく頭も切れて、
彼女ひとりであっても成立してしまっているということ。バックアップは意味が無い。

経歴を確認するとほぼ想像通りでした。大越さんは東大卒で元野球選手。ぼくの3つ上。
井上さんはお茶の水女子大卒。元野球部マネージャー。32歳。

年齢的な人生経験の差は明白ですが、この番組はそれほどのレベルのものではない。
ただ今のままだとあと何年かしたら井上さんは後進に道を譲る事になる。

昔で言えば筑紫哲也、今で言えば古舘伊知郎がまわりから奉られているような
ニュース番組は気持ちが悪いしもう古い。そんなの真似せず独自な番組をつくればいい。

NHKには国谷裕子+クローズアップ現代という貴重な先駆者がいるのだから、
どうか女性を華だけで終わらせないで欲しい。

2014年4月 9日 (水)

王滝補給シミュレーション

今回の100kmチャレンジには補給でショッツを主に使おうと思っています。Rimg0174
今までは固形物でしか経験が無いため、フラスクに2ショッツ+水1で割って試してみました。

うちから里山まで行って走って戻ってくるまでがだいたい4時間。CP1までの制限時間と同じ。
これをフラスク1本、ボトル1本で走ってみました。ボトルにはポカリを入れています。

ショッツは甘みが抑えられているせいか、最初は補給になっている感じが薄かったですが
徐々に慣れていきました。水分も同時にとれるので効率的な感じはしました。

幸いハンガーノックにはなりませんでしたが、昨日は気温が急激に上がり、
体がついてかなかったのか、山に入って速度が落ちるとオーバーヒート気味になって
坂が上れなくなってしまいました。サスケ坂2は根っこを見るだけで気持ちが悪くなる始末。

メンタル面でも問題があった感じですがこれはちょっと対策が思いつきません。

2014年4月 8日 (火)

insert a blue line

今自転車の世界でトレンドな色というとブルーでしょう。Rimg0169
ちょっと前まではピンクでしたが、勢いが少し弱まっている感じ。

具体的にはチームスカイが採用している色。ターコイズブルーというのが近いか。
チームスカイは昨年よりあの高級自転車アパレルブランドRaphaをサプライヤーとしています。

ピンクももとはRaphaがindependent fabricationとコラボした時に採用した色で
現在Rapha Condorのチームジャージにも採用されている点から見ても
今の自転車ファッションにRaphaは大きな影響を与えていると言ってもいいでしょう。
まあChris Kingのピンクという例もありますが。

で、影響を受けたぼくは東急ハンズにカッティングシートを買いに行きました。
ブルーとピンク。とりあえずMTBのヘッドチューブ下端にブルーのストライプ。
あとヘルメットのグレーのラインの上からブルーのラインを重ねていきます。

結果としては自転車の方はあまり目立ちませんがヘルメットは随分印象が変わった。
シートの粘着力が弱く、すぐに剥げてきそうですが気に入りました。
写真のグローブは今年からブルーを全面展開させているSix Six Oneのもの。

2014年4月 7日 (月)

アップルパイを食べに

日曜の午前には青山骨董通りのアップルパイ店のGranny Smithに行きました。Rimg0160

10時開店だったので外のベンチでちょっと待ってから入店。
ふたりともDutch Crumbleというパイを頼みます。ソースはラズベリーをセレクト。

これがさすが専門店という感じでリンゴもパイ生地も食感や甘みが絶妙。
美味しかったです。アイスクリームも付いてきます。お勧め。

この日は当初、代官山の期間限定カフェ「カピバラさん Kyururun Cafe meets Sign」に
行くつもりでしたが、開店時間の9時に着くと既に長ーい行列。なんと5時間待ちという表示が。

店内の至る所に脱力系ゆるキャラのカピバラさんが配されていて(写真)ひかれるのですが
さすがに何時間も待ってまで入る気はせずその場で方針変更した次第。

おそるべし、ゆるキャラパワー。

2014年4月 6日 (日)

元同級生の死

著名な建築家になるってプロ野球選手になるようなものか。競争率は相対的に低いが。
定員が決まっていて一度認められると外されることは少ないが高齢者には引退勧告がある。

ふとそう思って高校時代、プロ野球選手に最も近いと思われたクラスメートを思い出した。
彼は野球推薦で慶応に進み(思い違いで実際は日体大)高橋由伸と同じコースを辿ったはず。

で、検索してみると思わぬ結果が待ち受けていました。
彼は12年前、37歳の時に亡くなっていました。自殺。

記事によると彼は高校卒業後、日本体育大学に進み、4年間で首都大学リーグのベスト9にも
2度選ばれ、最終学年のときには、300人の部員を引っ張る主将にも選ばれた。
卒業後は、海外青年協力隊に志願し、中国のナショナルチーム結成の準備のための指導者として
3年間中国に野球の指導者として赴任し、帰国後、母校・日体大でコーチを経て、
2年前から監督としてチームの指導にあたっていた、とのこと。

監督就任時に上司から、首都大学リーグで3年に1度は優勝することをノルマとして課された。
自殺直前の3カ月間は1日の休みもなく、野球部の試合や合宿、スカウト活動、短大での授業などが
かさなり毎月300時間を超える長時間労働が続いていた。つまりは過労死。

日体大だとベストナインくらいではプロのスカウトは来ないのか。
もし彼が着目されやすい慶応に進んだら人生は変わっていたかもしれません。
彼はとにかく真面目で、全寮制の厳しい野球部にもかかわらず勉学もそこそこできた。

ぼくが戦慄を覚えたのはもう一点、ぼくも同じ時期に精神的クライシスを迎えていたこと。
渾身の力で設計した自邸の評価が期待していたほどなく、仕事は途切れ住宅のコンペに
参加するも全敗。いよいよ困窮してきて一般のアルバイトに応募するもことごとく断られた。

まさに四面楚歌な精神状態から抜け出すためにぼくは頑張ることをやめました。
世間的にきちんと評価された建築家になることもあきらめました。
それがその後も生き続けるための最低条件となったので。

彼も選手として評価されなかった分、監督で挽回しようと必死だったのかもしれません。
真面目で完璧主義者ほどはまりやすい精神的危機。彼は越えられなかった。
もう10年生きてみればだいぶ楽になったと思うのですが。

R.I.P

2014年4月 5日 (土)

食のこだわり

元トップロード選手の森幸春さんが亡くなったそうな。63歳。
昨年暮れにすい臓がんだと診断され、手術によらない食事療法などを選択したとのこと。

すい臓がんは早期発見が難しく予後も極めて悪い危険な病なので、
既に手遅れだったのかもしれませんが、食事療法というところに引っかかりました。

スティーブ・ジョブズもすい臓がんでしたが奇跡的に完治が期待できるタイプで
手術を勧められましたが拒否し、食事療法などに頼って悪化させてしまった。

具体的にはマクロビオティック。ベジタリアニズムの種別のなかのひとつです。
このマクロビオティック、近年急速に評判を落としています。
ジョブズと同様、忌野清志郎もこれで咽頭がんを治そうとしたらしい。

まあ、食事療法も多種多様で、これだけ叩かれているのは
もしかしたらスケープゴートにされているのかもしれませんが。

ベジタリアニズムも突き詰めていけば倫理や宗教、果てには環境問題まで絡んできます。
こうなってくると健康を気遣ってベジタリアンになっているひとよりたちが悪い。

食に正解があると思い込み、人にも勧めるようになってくると、
人間関係の基本に絡んでくるのでやすやすと破綻に向かってしまう。

家族の基本を同じ食卓を囲うと言うこともできるでしょうし、
同じ釜の飯を食うという言葉もあります。
異性と親密になろうとしたらふたりきりの食事というのは必須です。

個人的にはベジタニアリズムには脚を踏み込まずにスルーするのが無難と感じています。

2014年4月 4日 (金)

杉並区大宮前体育館

うちから自転車で15分ほどのところに青木淳による体育館が完成しました。Rimg0148
2008年のコンペからまったく存在を認識していなかったのでtwitterで知ってびっくり。

しかもこのコンペ、入賞者のグレードが半端ないです。
最優秀:青木淳、優秀:槇文彦、北川原温
佳作:桑原立郎、小泉雅生、小嶋一浩、妹島和世、仙田満、野沢正光、山本理顕

対する審査員は建築家は安田幸一氏のみでなんとも心もとない。
資質評価型プロポーザルということで案よりも人で選んだ可能性が高い。
実際、実現した建築とプロポーザル案はまったく違うのもとなっています。

ネットで事前に完成予想図を見た感じだと妹島さんの鬼石多目的ホールと近似している。
ただ分棟案は青木、槇、妹島の3者から提案があり、住宅地という文脈からも妥当かと思う一方
施設を地下に埋めるとコストが跳ね上がるのでそこまで考えると微妙。

見に行った第一印象も鬼石っぽい感じでしたが、鬼石の洗練された美しさはそこにはなかった。
ディテール、納まり、素材とどれをとっても無骨なこの建物を見て綺麗と言う人はいないでしょう。

屋上の突拍子もない木材のルーバーや外構の木くずを集めたような舗装が調和を崩しているし
手間がかかっていそうな人研石のボードはチープにしか見えず、ケラバの幅すら統一されていない。
屋上にはクリンプネットで囲っただけの機械がむき出しだし、綺麗に見せようという意志が見えない。

青木さんはルイヴィトンの店舗や青山の高層ビルにあるような建築を綺麗にまとめる手腕を持ちながら
ここではそれを放棄しています。何故か。答えは出ませんでした。

バス停屋根や換気塔レベルの大きさなら問題ないでしょう。オブジェとして。
しかし建築規模でこれをやってしまうとクライアントに建築家に対する不信感を与えないだろうか。

大手設計事務所やゼネコンに設計を依頼すると最低限のグレード感は押さえてきます。
百歩譲ってそんな「美しさ」など糞食らえ、だとしてもそれならそれを説き伏せるような
強度だったり、メタレベルに訴えかける何かが必要なのではなかろうか。

2014年4月 3日 (木)

六義園で花見

今年の花見は去年、次点候補だった六義園に行ってきました。Rimg0128
場所は駒込駅から歩いてすぐ。平日の昼前でしたがチケットを買うのに少し並びました。
9:00−17:00(−21:00、6日まで)/300円

庭園は30分もあれば一回りできる規模。意外なことに結構高低差が設けられています。
レジャーシートを持って行きましたが敷けるような平地も芝生もありません。
そのかわりいくつか休憩所があり、飲み物や軽食程度なら購入可能。

ぼくらはデパ地下で弁当を買い込んでベンチで食べました。
アルコール持ち込み不可とありますが、なかで買うことはできます。

桜は有名なシダレ桜が東の角に1本と中央の吹上茶屋にも立派なのが1本。
あとは西の角にもかなり樹高のある桜がありましたが、大きくはこの3本くらい。

シダレ桜はもうだいぶ散り始めているようで、あまりボリュームを感じませんでした。
6日までライトアップが9時まで行われているので、夜のほうが楽しめるかも。

2014年4月 2日 (水)

安佐町農協町民センター

象設計集団と地井昭夫氏による安佐町農協町民センター(JA広島安佐町民センター、1985年竣工)A0074197_05319
が取り壊されたと聞き、ネットで検索してみると2002年に解体されたとのこと。たった17年の命。

共同した地井氏は2006年に65歳で亡くなっています。
吉阪隆正のもとで学び、主に漁村集落のフィールドワークなどに携わった。
広島大学名誉教授。マルクス主義に傾倒していたらしい。
氏によると安佐町農協町民センターは地域の条件に即した破壊的、非科学的建築だったとのこと。

検索すると他に平野博昭氏なる広島市議のホームページがヒットしました。
自民、保守クラブを会派としているのでどちらかというと右寄りな人物。
2003年11月7日の記事にはこう書かれています。

−この『安佐町農協町民センター』はバブルのはじまりの頃の建物で市民の皆さんは
−よくご存知だと思います。安佐町農協が華やかなりし頃の作品でありますが、
−奇抜なデザインとは裏腹に使い勝手が悪く、利用価値のないお荷物だという評判も聞きました。
−現在は、解体されて写真でしか見ることはできません。

1985年発行のSDの象設計集団の特集号によるとこの丸いドームは農協組合長の強い要望で
実現化したもので、使い勝手の悪さは百も承知であったはず。
ただ、コープタウンあさひが丘の剰余金で建設したという話でバブル臭もなくはない。

恐らく解体には建設を敢行した元組合長の人間関係や思想信条が絡んでいる。
しかし例えば左の政権がつくった建物を右の政権が破壊するというのは許される行為なのか?
これではターリバンによるバーミヤン石仏の爆破と何ら変わりないのではなかろうか。

つくる側の思惑は様々なれど、建築には罪はありません。
そして建築はどんなものであれ維持費はかかります。
計算上は割にあわないように感じるかもしれませんが、文化とはそういうものです。

ぼくは瓦葺のドーム屋根というこの建築はいいものだったと高く評価しています。
P.アイゼンマンに再評価されたカサ・デル・ファッショの例を出すまでもなく、
建築というのはそんなに短期で評価が定まるものですらありません。

2014年4月 1日 (火)

海の階段と練馬の住宅

・海の階段/設計:篠原一男/施主:野見山暁治/1971年Rimg0105
・糸島の住宅/設計:篠原一男/施主:野見山暁治/1976年
・練馬の住宅/設計:長谷川逸子/施主:田中小実昌/1986年

野見山暁治は画家、作家(94歳)
田中小実昌は作家、随筆家、翻訳家(故人)。
田中小実昌は野見山暁治の妹の夫。

篠原一男は建築家(故人)。
長谷川逸子は建築家(72歳?)。
長谷川逸子は1969-1976年、篠原研究室研究生のち勤務。糸島の住宅担当?

海の階段(左)と練馬の住宅(右)は隣家。
海の階段は駐車場スペースに増築してます。

海の階段と糸島の住宅はNHKの日曜美術館の野見山暁治の回に出てきました。
その際、映像の端に練馬の住宅が映っていて、どういうことなのか確かめに行きました。

もうちょっと複雑な関係を予測していましたがそうでもなかった。
野見山氏が田中氏を呼び寄せる際に、糸島の住宅で担当だった長谷川氏を紹介したのでしょう。

それにしても野見山氏のどこにこれだけの財力があったのかという疑問は最後まで残りました。

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