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2014年4月19日 (土)

同相の谷

篠原一男のwikiで作品リストが整理されています。Dscn9512
以下はそのなかでぼくが見たものです。住宅は基本外観のみですが。

1971年直方体の森 (現 中村正義の美術館)/川崎市多摩区
    同相の谷/東京都大田区
    海の階段/東京都練馬区
1973年東玉川の住宅/東京都世田谷区
1976年上原通りの住宅/東京都渋谷区
1978年上原曲がり道の住宅/東京都渋谷区
1982年日本浮世絵博物館/長野県松本市
    東玉川コンプレックス/東京都世田谷区
1984年ハウス イン ヨコハマ/横浜市港北区(現存せず)
1987年東京工業大学百年記念館/東京都目黒区
1988年ハネギコンプレックス/東京都世田谷区(現存せず)
1990年K2ビルディング/大阪市都島区
    熊本北警察署/熊本市中央区

いわゆる第1の様式の作品は見ていません。古すぎるしあまり興味もない。
今回見つけ、見てきたのが同相の谷。第2の様式に当たります。
基本、左右対称の象徴空間がメインで外観は二の次といった扱いが多い。

海の階段などは唯一のファサードの半分が増築されているので見るものもありませんが
同相の谷はメンテナンスが行き届いているのか、とても綺麗に使われています。
敷地は広く緑も多くあり、モダニズムが幸せだった頃のヴァイセンホフのジードルンクを思わせます。

徐々に薄くなるキャンチレバーの庇は美しいし、開口部のプロポーションもきれいです。
また成城の住宅のように建物が斜面から生えてくるような意匠にも好感を持ちました。
平面的にも直方体の森のような無理が生じている部分も少ない。
じゃじゃ馬のような第2の様式以降の篠原建築にあって最も大人な作品と言えるかもしれません。

しかし、篠原の架空の増築案の平面だけパクったような建物が隣接していますがあれは何?

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