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2014年5月 3日 (土)

人生の主役

今回みたいなHPの全面改装なんかをしていると単純作業の延々繰り返しで、
さすがに年齢による体力の衰えを感じます。50近くのおっさんがやる仕事ではない。

体力の衰え自体は7年前のオープンハウスの接客時から感じていました。
やはり若い力があると助かる。老後は金銭的に多少なりとも若者の力を借りるでしょう。
わかってはいるのですが、でもぼくはどうしても子供とか若者とかが好きになれません。

今は少子化が進んでいて子供を育てられる環境が年々乏しくなっているように思いますが
それは多少なりともぼくが感じている上記した気持ちと関連しているようにも感じます。

ぼくが子供の頃は、子供がいるのが普通だった新興住宅地に住んだせいか、
好き放題やっていました。学校の帰りには石や缶を蹴りながら歩いたり、
路上で球技をしてたまを民家内に入れてしまい、ボール取らせてくださいと大声を上げて
勝手に敷地内に侵入したり、民家の擁壁にボールを当てて遊んだり、嬌声上げたり。

今の少なくてもうちの近所では考えられないことです。赤ん坊の泣き声なんかもそう。
赤ちゃんは今も昔も変わりなく、起きていれば仕事のように泣き喚くものですが、
例えば集合住宅で乳幼児が住む住戸の隣にはぼくはとても住めない。

子供がいるのが当たり前な世の中ではなくなったからだと思いますが、
もうひとつ思うのはぼくらくらいの世代から人生の主役を譲るという感覚が薄くなった。

ぼくが子供の頃は自分は30代なかば以降でどう生きているのか想像できませんでした。
大人が人生の主役を下りて子供のために生きるという感覚も理解できなかった。

まあ、今は連れ合いに対してはフォローに回ってもいいとは思っています。
また一般的に建築家というのは後継者を育てるという感覚を持った人は少ないですが。

ぼくらの世代はテレビとともに成長してきました。それぞれの年代に応じて、
ちょうどぼくらあたりを対象とした番組が作られることが多く、子供の頃であれば
ウルトラマンや仮面ライダー、中学生の時は金八先生、青年期にはトレンディードラマと
自分が社会において主役であるかのような錯覚を起こしていたように思います。

その後、社会に出て厳しい現実にぶち当たり、主役感覚は随分薄れては来ましたが、
50近くになった今でも心の奥底にはこびりついている感じはあります。
多分死ぬまで消えることはないでしょう。その分他者に対し寛容ではなくなっている。

それがいいことなのか悪いことなのか判断はできませんが、いまのぼくが生理的に反射的に
子どもや若者を受け付けないというところとどこかつながっている感じはします。

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