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2014年5月 9日 (金)

武蔵野プレイス

2009年に書いた記事の通り行政に振り回されたコンペ、武蔵野プレイス。05080003001
その当初案からのあまりの変わりように竣工しても見に行こうとは思いませんでしたが、
windowsのパソコンがあればHPの動作チェックができるかもという、
建築と関係のない理由から昨日、固定車で行ってきました。

建物は地上3階(一部4階)地下2階で程よいスケール。裏がない建物です。
なかに入ってみると意外に気持ちのいい空間が広がっていました。
壁と天井がシームレスにつながり、一部は上にめくれて吹き抜けとなっています。
ピンスポットの照明が洞窟らしさを演出していて伊東さんの台中オペラハウスを想起しました。

そのコンクリートの可塑性を活かした造形、滑らかさは階段まわりにも顕著でした。
コルビュジェ、アアルト、ニーマイヤーなどを受け継いだそれは美しかった。

意外だったのは単純グリッドで構成されているにもかかわらず迷宮性があること。
あえて挙げればコルドバのモスクのようでもあるし、昔の遊園地にあったミラーハウスも近いかも。

またよくやったなと思ったのは1階のど真ん中にカフェを持ってきたこと。
たいがいの公共施設では端っこに追いやられる機能ですが、商業というのはにぎわいをつくり
決して悪者ではない。民間の建物では槇さんのスパイラルが先駆的例にあげられるでしょう。

逆に気になったのは2つの避難階段の片方を完全に閉じていること。
補完的な階段はありますが、B1-1F-2Fの動線はとてもわかりづらく、火災時に危険です。
窓から外へは出られないし。

カフェで美味しいパンケーキを食べて玉川上水沿いの気持ちのいい道で帰ってきました。
肝心のPCはなぜかぼくのHPは遮断されて見ることはできませんでした。

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