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2014年7月22日 (火)

ジョン・ロートナー

ポストモダンの美はアイロニー(皮肉)の美だったのでモダニズムに匹敵するほどのHome
作品が生まれるのには時間がかかった。それが空白の15年だったと言えそうです。

一方でモダニズム信奉者ながら形式にはとらわれず豊かな表現を持った建築家もいた。
ルイス・カーンだったりアルヴァ・アアルトだったり。今回の本であればジョン・ロートナー。
日本ではめったに紹介されない建築家で、ぼくもほとんど初見でした。

1911年生まれ。1933年から1939年までフランク・ロイド・ライトのもとで働き
1939年独立。以降1994年の死没まで主に地元カリフォルニアの住宅作家として活躍した。

コンクリートの可塑性を利用した、石のような彫塑的作品が多いですが、
最も有名なのはThe Chemosphereと呼ばれるUFOのような8角形状平面の
宙に浮いたような木造住宅。室内の中心には柱がありません。

ぼくが最も惹かれたのはGoldstein Houseで、カーンのイェールアートギャラリーのような
スラブが地面に斜めに突き刺さり、その下がリビングとシームレスなガラスを介してつながる
ミニマムなプールになっているというもの。眺望もよく地元の観光名所になっているみたい。

日本だと林雅子さんあたりのポジションの作家と言えるでしょうか。
もっと紹介されていい建築家だと思います。

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