« Cafe1894 | トップページ | VSearch »

2014年11月26日 (水)

アールデコ+内藤礼展

*アーキテクツ/1933/Shirokaneアール・デコ建築をみるR0011675
*内藤礼 信の感情 /併催:東京都庭園美術館
 141225まで/10:00−18:00(1222- -20:00)/第2第4水休/700円

東京都庭園美術館が3年間の改装工事を経てリニューアルオープンする記念展。
アール・デコ展を見る、はその改装された部屋を見るもので、展示は特にありません。

東京駅の改修からの影響があるのでしょうか。基本的には竣工当時の状態に戻すものですが
ヴィデオを見るとその工事範囲は多岐にわたっていて、すごく手間がかかっています。
改修前との比較ができるような展示があると、もっとわかりやすかったかと。

今回、庭園美術館は本館の改修と同時に建物裏手に新館を増設しました。
設計は久米設計で、アドバイザーとして美術家の杉本博司さんが関わっています。
谷口吉生を思わせる瀟洒ななモダニズム建築で、ホワイトキューブの展示室が2つある。

まず従来のアプローチからまったく見えないロケーションは正解だと思いますが、
本館と新館の企画展を切り離せない動線はどうか。庭で解決するのか?

また機能としても、庭に向かって開ける気持ちのいいホワイエは売店になっていて、
かつて入口近くにあったカフェは縮小され、外から利用できるものではなくなってしまった。

ホワイエと展示室1の天井はあからさまにルイス・カーンのキンベル美術館の縮小コピーで
それは杉本さんも東京都庭園美術館ニュースで語っています。そのなかで展示室1は
明かり取りの天窓とありますが、外から見ると展示室1の上にはボリュームが見えますが?

ギャラリー2では本館でも流していたヴィデオが上映されていましたが椅子は仮設。
長手方向に見てあえて天井をアシンメトリーにしているのですが、本来の使い方が不明。

内藤さんの展示は大きく2つ。本館の鏡やガラスのあるところに高さ5センチ程度の
木の素地の木彫人形をそこかしこに立たせたものと、展示室1の壁に並べられたアクリル画。

後者は一見、何も塗っていないカンバスのように見えますが、よく見るとごく薄く青や赤の
色彩が確認できます。それはジェームス・タレルの作品のようでとても儚い。

この作品はまるで無菌室でしか生存できない難病の患者のようだと感じました。
これが自然採光していると言われる展示室1にあるのですが、紫外線対策はしているのか?

にほんブログ村 建築・建築物

« Cafe1894 | トップページ | VSearch »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1932160/58087535

この記事へのトラックバック一覧です: アールデコ+内藤礼展:

« Cafe1894 | トップページ | VSearch »