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2014年12月15日 (月)

建築3題

先週末にまとめて見た建築3つについて。R0011821

・代田の町家/坂本一成

一時、買い手が見つからず解体の危機にあった代田の町家。その後引き取り手が見つかり
ほっとしていたのですが、築38年とあってか、入居前に改修が施されました。

大きなところでの変更はなさそうなのですが、板金部分と基礎のコンクリート部分が
すべて銀色の塗料で覆われてしまいました。仕上がったイメージは水無瀬の町家。

坂本さんはこれでOK出したのかもしれませんが、普通の感覚からすれば台無しです。
中庭の目隠しのコンクリート壁まで銀色になっていて、かなり落胆しました。

板金部分にしても、光沢ある仕上げにすると施工上発生する不陸が目立ってしまう。
オリジナルな段階で見た時はヴェンチューリの母の家に負けずとも劣らずと評価したのですが。

・鷹番の長屋/Niji Architects

architecturephotoからの情報でオープンハウスにお邪魔してきました。
最近は同情報を元に自転車で行ける範囲のものは見に行っています。記事にしてないものもあり。

平面をS字の壁で2分した2戸の3階建て重層長屋。賃貸でターゲットはおそらく若い夫婦。
床面積の割には気積があって贅沢な空間。交通の便もいいが、賃料設定は現実的なのだろうか。

全体のシルエットは大きな小屋で、全面が光沢ある白の金属板で平葺きされています。
構成要素は少なくミニマルなのは魅力的ですが、ボリュームがひとまわり大きすぎる感じ。
外形は法的規制で決まっているようですが、小さくする方向でスタディしてもよかったかも。

一方、内部のスケールには無駄がない。1−2階を結ぶ螺旋階段は方向感覚を麻痺させ効果的。
しかし寝室として使われるであろう3階ロフトへはハシゴでしかアクセスできないというのはない。
せめて正面から上るようにしないと。横に飛び移る形式は危険です。特に夜間は。

・(仮称)表参道ビル/藤本壮介

これもarchitecturephoto情報で場所が特定できたので見に行ってきました。まだ工事中。
伊東さんのTOD’Sビルの植物アナロジーを3次元的に展開させた感じ。ぼくは好きです。

アナロジーとしての枝の先に本物の植物が植わっているあたりはさすがなユーモアと言うべきか。
電気引き込みの柱までご丁寧に曲がっているしw。

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