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2015年1月20日 (火)

なかまちテラス

東京都現代美術館にて、建築アートがつくりだす新しい環境展でこのプロジェクトのR0012016
模型を見てから3年。ようやく現物が建ち上がりました。設計は妹島和世。

既に足場は外されていて、外回りは見ることができますが、その写真がネットにアップされ
ぼくは模型段階とのイメージの違いに戸惑い、実物を見てきました。

1階部分では分散されたボリュームが上に行くにつれて接近し、3階で結合するという構成。
用途は図書館と公民館ですが、地上部は図書館で公民館は全て地下1階に入っている模様。

裏から見た遠景は揺らいだ様々なボリュームが連なってフランク・ゲーリーの作品みたい。

が、そのイメージと違ったのは、建物全体がエキスパンドメタルで覆われている点。
使われているのはおそらく表参道の旧Carinaストアと同じ高級感のあるものなのですが。

前例と違い今回は建物側が壁の部分が多い。また上を向くように加工された鉄板はある程度
日射の調整はするでしょうが、下から見上げると面が見えずスカスカです。

つまり透明度が高くてエキスパンドメタル裏の下地材や換気口フードなどがまる見えな上
なにより透けて見える下地材の割付自体が決してきれいとは言えない。

下地材は斜めに傾けているのにエキスパンドメタルのジョイントは水平垂直と、ズレもあり、
エキスパンドメタル端部の処理も場所によりまちまちで投げやりにも見えるところもある。

これなら壁面と同面で窓とした方が綺麗に仕上がったのではないか。
ゲーリーのIAC本社ビルみたいにとか。あるいはテートモダンの増築のようにとか。

内部的には面白い。SHIBAURA HOUSEには劣りますが迷宮性はあり、
建物中央の吹き抜けを見上げると2階スラブが不思議な感じで浮いて見えます。

機能的にもさほどの破綻は見えませんが、兎にも角にも外装が全てで残念です。

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