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2015年3月 1日 (日)

アトリエ&ハウス・ワン

アトリエ・ワンの事務所兼住宅が海外のサイトで紹介され、面白そうだったのでR0012286
場所を確認して見に行ってきました。意外なロケーションは新宿区の住宅密集地。

竣工は2005年。なんで今まで見に行かなかったっていうと、これと前後して竣工した
坂本一成さんの神宮前のプロジェクトとともに無名性が行き着くところまで行ったと感じたから。

実際見に行ってみると、建物は2m通路の奥にあり、ファサードというものがなく、
アノニマスな表情は敷地条件からくる致し方ないものだと理解しました。

敷地まわりの僅かな隙間に開口部を集中させていますが、北側隣地に楽観的にあけた
大開口やバルコニーの前には3階建ての集合住宅が最近建ってしまった模様。

外観はアノニマスながらも開口部を操作したり、通常使わない特殊な防水紙を外壁仕上げと
するなど、僅かな工夫はしていてわかるひとにはわかる。でも一般人にはわからない。あれは。

内部構成は意外なことに2000年に建てたぼくの自邸と近似していました。
半地下のオフィス−共同玄関−LDK−寝室&水回り、とパブリックからプライベートに
変化しながら空間が緩やかにつながっていく。踊り場が広いがスキップフロアではない。

で、どこで区切るかが問題になります。ぼくの自邸はオフィスと玄関の間を区切り、
オフィス用の開口があけられるようにつくりました。一方、塚本さんは寝室、水回りだけ区切った。
そうすることで一体になる空間容積は増えますが、休日とかどう使っているのだろう?

海外のサイトに載った写真を見ると、オフィスの真上のLDKには生活感がなく、
そこから半層上がった踊り場空間やその上のペントハウスがくつろぎの場になっているようです。

うーん、生活するのが大変そうと思いますが、自邸に仕事場を組み込んでしまうというのは
今や事務所というもの自体が贅沢品と化した世の中ではサバイブするために仕方ないのかも。
実際同年代の建築家でそうしているケースはかなり多いです。

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