御前山、湯久保尾根レポ
雪が溶けたら行こうと思っていた奥多摩界隈のトレイル。先週に急激に気温が上がり、桜が満開に。
ヤマレコで山の北斜面も既に無雪だと確認して、2年ぶり3度めの湯久保尾根へ行ってきました。
今回は奥多摩駅からのスタートとしてアプローチの短縮を図りました。駅着は8:38。
今回は奥多摩駅からのスタートとしてアプローチの短縮を図りました。駅着は8:38。
人が少ないのを見込んで平日に。天気予報は晴れでしたが奥多摩は曇天。山にはガスがかかっています。
8:50奥多摩駅
8:50奥多摩駅
長袖が一枚だと肌寒いくらい。平日にもかかわらずハイカーさんはいた。
411号を少し遡上してから鋸山林道へ。大ダワから北は初めてです。噂ではずいぶん荒れているとか
実際昨年は雪崩で路面崩壊したようですが無事復旧し、路面状態は南側と大差ありません。
ただ勾配はこちらのほうがきついかも。ルートラボで任意に勾配を抽出してみると、
ただ勾配はこちらのほうがきついかも。ルートラボで任意に勾配を抽出してみると、
11−12%オーバーな坂が連続しています。当然のようにインナー−ローで歩くより少し速いくらいな
まったりペースで上る。途中から登山道のショートカットコースがあるので楽になると思いきや最後まできつい。
10:20大ダワ
10:20大ダワ
予想時間よりかなり遅れて着いた大ダワは濃霧。10分ほど休憩して登山道を登り始めると雨がパラパラと。
ゴアテックスを着込みますがパンツは持ってきていません。このまま雨なら南に下って終了かと様子を見ると
わずかに明るくなってきた感じがしたので続行決定。ただ体温を奪われるのでゴアは着たまま。
久々な担ぎはきつかった。丸太の階段1本分ならともかくほとんどが2本分の高さがあり無駄に体力を消耗する。
久々な担ぎはきつかった。丸太の階段1本分ならともかくほとんどが2本分の高さがあり無駄に体力を消耗する。
鞘口山を過ぎると楽になると前回書いていますがとんでもない。大ダワ960m、鞘口山1133mで
昼食地点は1298mだからまだ半分。しかも鞘口山からは一回下るのです。
12:15湯久保分岐直下、昼食休憩25分
12:15湯久保分岐直下、昼食休憩25分
水分や糖分を補給しても一向に力が湧いてこず、これはまずいのではないかと思っていました。
状況は清水峠の時と似ている。違っているのは今回はスローペースの自覚があった。
それだけに前回の昼食場所まで辿り着いた時にはほっとしました。バーナーでお湯沸かしてカップ麺をすする。
吐いた息が白いのに気づいたので気温は低かったのでしょう。が、低体温という感じではない。
吐いた息が白いのに気づいたので気温は低かったのでしょう。が、低体温という感じではない。
標高も空気が薄くなるほど高くもなく、この妙な疲労の原因は結局わかりませんでした。
13:00御前山頂上
13:00御前山頂上
湯久保尾根分岐より上では何組かのハイカーと遭遇しました。ぼくは分岐に自転車をおいて純粋に登山。
地面がおそらく霜柱のせいでぬかるんでいるので、自転車を持ち上げるのはお勧めしません。
頂上に着いた頃ようやくガスが晴れて青空に。頂上のまわりは一面の雲海。と富士山らしき影を発見し
頂上に着いた頃ようやくガスが晴れて青空に。頂上のまわりは一面の雲海。と富士山らしき影を発見し
西へ少し下った所に富士山のビューポイントがありました。うーん、満足。
13:20湯久保尾根
13:20湯久保尾根
暑くなってきたのでゴアを脱いでいざ湯久保尾根へ。早春の時期のためか記憶にある酷いヤブはなく、
案外楽しめました。いじわるな登り返しは少なく、前半を過ぎれば木の根もさほどではない。
とは言え、今回は斜めに走った木の根や石は慎重に避けて走りました。ハンドルバー幅を685mmに
とは言え、今回は斜めに走った木の根や石は慎重に避けて走りました。ハンドルバー幅を685mmに
戻して4本の指でがっちり握っていたので滑っても落車には至らず。さすがに加重抜重はできませんでしたが
路面もぬかるんでいた前半を除けばほぼ乗車でクリア出来ました。
14:40宮ヶ谷戸
14:40宮ヶ谷戸
思いがけずに2時台に尾根走破。遭遇したハイカーなし。時間の余裕ができたので温泉に入りに行きます。
15:15瀬音の湯、55分入浴休憩
15:15瀬音の湯、55分入浴休憩
やることはいっぱいあって、服装と靴の内部チェック&掃除。入浴。トイレ。水分補給。土産物購入。
服が汚れていなかったのは幸い。荷物の詰め直し。ゴミ捨て。入湯料800円、タオル200円。
16:25武蔵五日市駅
16:25武蔵五日市駅
終わってみれば時間的には順調なツーリングでした。このコースは中級者向けですので、
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