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2015年6月23日 (火)

コストコントロール

ザハ・ハディドのデザイン監修による新国立競技場。都心のサイトに対して巨大である点と
コストオーバーの大きく2点について批判されているようです。今年10月に着工予定。

大きさについてはだいぶ前に風洞実験の木製模型を見ましたが、隣接する
槇さんによる東京体育館が孵化したての子亀に見えるくらいの巨大さでした。
ああ、こりゃ槇さん怒るなあと思っていたら今や批判の急先鋒に立っています。

大きさを抑えてコストも落とした日建設計等による実施設計にも批判がありますが、
ザハの場合、プレゼンテーションはパースを大げさにとったお絵描きであることが多い。
よくやったほうだと思いますが、国立西洋美術館のように後年まで話題にはなるでしょう。

さて、それでコストなのですが、ザハ事務所のアソシエートにゲーリーがCATIAの
手ほどきしたというインタビューがあります。CATIAは航空機の設計用のCADで、
ゲーリーがディズニーのコンサートホールでお金が合わず頓挫しかけた時に出会います。

このソフトを使えば建築のパーツひとつひとつまで把握できてコストも正確に計算されます。
実際にゲーリーは昔、デュッセルドルフのプロジェクトをザハの設計の半分の予算で
実現させている。ただ今回は設計が別なので日建設計等がCATIAに対応してなかったらNG。

安くするために海外の業者も入札できるようにするという手もあるかと思います。
ザハは既に中国と韓国でプロジェクトを完成させた実績があり、台湾も伊東さんの
オペラハウスを実現させている。何より建材全体が日本より安いというのが大きい。

日本は震災の復興とも重なり、人手不足だからなおさら。

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