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2015年8月13日 (木)

沈まぬ太陽

たまたま航空機事故について検索していて丁度30年前の出来事だとわかった123便の事故。71ecvkdaul_sl1443_

山崎豊子による事実を元にした小説、沈まぬ太陽は5巻にも及ぶということで、かわりに

2009年に映画化されたDVDを借りてきて視聴しました。こちらも202分と長い。

その前に見た角田光代の紙の月のように原作がわからなくなるくらい薄まされる

ということもなく、少なくとも再現範囲は原作におおむね乗っているようです。

ただ、主人公とその家族、遺族、新たな会長以外は皆悪人という描き方はちょっと極端か。

大学病院の医局という制度悪を追求した白い巨塔と同じ手法は無理があるような気がします。

ぼくは123便の事故を引き起こした制度を問い詰めるのかと思っていましたが、

追求されるのは労働組合員に対する差別とか、粉飾決済だとか、投機的資金投入とか。

言ってしまえば企業のありがちなブラックな側面で、そこで正義を振りかざされても虚しい。

そうした汚職を虱潰しにすべく国有化した共産主義でも結局、それを上回る汚職、

しまいには粛清まで引き起こしたのはソ連、カンボジア、北朝鮮などが実証しています。

結局ぼくらは比較的ベターかと思われる今のこの社会でうまくやっていくしかない。

そこでの若干のグレーはそれこそ清濁合わせ呑まないとやってられません。

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