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2015年9月17日 (木)

海浜幕張の建物再訪

海浜幕張駅周辺は幕張新都心と呼ばれ、1990年代前半に建設ラッシュがありました。R0013448

その居住地区、幕張ベイタウンは建築家とデベロッパーが組んだ集合住宅が多く建てられ、

他の建物が一段落するなか、今も増え続けているようです。

ぼくは過去に勤めていた事務所が手がけた集合住宅を見に、20年ほど前に何度も訪れています。

しかしそれ以降は幕張メッセで開催されるサイクルモードを見に行くくらいで足が遠のいていた。

今回、久しぶりな再訪となり、居住地区も含めあらためて見て回りました。

白眉はなんといってもスティーブン・ホールによるパティオス11番街(1996年)。

日本の建築家が束でかかってもまるで相手にされていない。そこには沈黙があります。

洗濯物が干してあったり生活は見えるのですが、それを凌駕する強い詩的空間。

住宅棟のグリッドはアルド・ロッシのガララテーゼで生み出されたものの転用で、

キアズマほど氏の独自色はありませんが、これだけのものを作れたことは自信になり、

それが後年の作品に影響を与えたことは想像に難くありません。

居住地区には幾つもの小学校があり、シーラカンスによる打瀬小学校(1995年)が

有名ですが、今回は見落とし。シーラカンスC+Aによる美浜打瀬小学校(2006年)を

初めて見ました。FRPグレーチングや丸型ガラスブロックを用いたリニアな造形。

なかなか日本では見られないタイプの建築で、興味を惹かれました。

線路の南側には日本IBM幕張テクニカルセンター(1991年)があります。

谷口吉生の設計ですが、度々コラボレーションしているランドスケープアーキテクトの

ピーター・ウォーカーによる前庭が素晴らしい。特に意図していたのかはわかりませんが

竹が密集して植わっているエリアは都市部とは思えない別世界です。

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