« 受容 | トップページ | ボランティア »

2016年3月28日 (月)

モテキ映画版

先日漫画を読み返し、テレビドラマはほぼ原作を忠実に再現しているようでしたが、91sejr960l_sl1500_

同じ監督による映画版は原作漫画がない。女性陣総入れ替えで果たしてどんな展開を

試みたのだろうと興味が湧いたので、DVDで借りてきて視聴しました。

今回も原作で久保ミツロウの名前はクレジットされていますが、彼女は漫画の4巻で

描きたいものは描ききったとして続投の要請を断っています。

漫画では男性にとっての女性を3タイプに分けて描いていました。一方的に好きで仕方がない人。

趣味の合ういわゆる女友達。そしてお互いに意識し合える存在、恋人候補です。

映画で出てくるのはニューバージョンではなく、やはり好きで仕方がない人と女友達です。

漫画が一般論を説いたのに対し、映画はちょっと特殊な事情を抱えた設定になっている。

最終的にはその事情で好きで仕方がない人を振り向かせることができるサクセスストーリーで

どこまで行っても現実に引き戻される漫画とは趣が異なっています。

原作の独自性が薄れて、普通の青春ドラマになってしまった。最後は頑張れ!みたいな。

女友達が主人公にふられて、ちょい悪オヤジに引っかかるもそれを機に吹っ切るというのは

漫画バージョンをそのまま繰り返しただけ。違うのは女友達の主人公への想いの強さくらい。

一方、映画にはいろんな人が出てきます。演奏シーンありカメオ出演あり。

そのあたりの現代のサブカルチャーシーンが好きな人にはたまらないかもしれません。

しかし肝心の男と女の恋愛、わかりあえるかというテーマが、好きで仕方がない人に

陰を与えることで、漫画版の破壊的女性キャラが弱体化してしまっているのがなんとも残念。

男子には希望の持てるストーリーにはなったのですが、題名は変えたほうがいいかも。

にほんブログ村 アラフィフオヤジ

« 受容 | トップページ | ボランティア »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1932160/64664265

この記事へのトラックバック一覧です: モテキ映画版:

« 受容 | トップページ | ボランティア »