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2016年7月19日 (火)

デザインの大きな流れ

デザインというのは基本的に技術革新とともに変化していくものです。R0015350

エレクトリックデバイスについて言えば、軽く、小さく、薄く、シンプルに。

iPhoneが大きくなったりと例外はありますが、大きな流れはこんな感じでしょう。

建築は20世紀初頭に技術革新があり、鉄筋コンクリート、空調、エレベーターが

発明され、やはり軽く、薄く、シンプルな方向にデザインは展開しました。

これはいわゆるモダニズムの言語で、技術的革新が目に見えづらくなった現代でも

この流れは続いていて、妹島さんがそうだし窪田勝文さんもその文脈で評価されてる。

もちろん、カーン、ボッタ、安藤やズントー、内藤といったあえて重い方に戻るような

動きもあって、その作品を否定するつもりはありませんが、歴史として見ると

それらはあくまで特異点であって、連続性は見いだせない。

構造家の故ピーター・ライスの言葉。

建築家は課題に対してクリエイティブに対応するが、エンジニアは本質的に革新性に満ちた方法をとる

おそらくこれからも構造家の担う役割は大きくなる。そして建築家は歴史に名を

残そうとしたら、軽く、薄く、シンプルであることを意識せざるを得ないでしょう。

坂さんの紙管の建築も物理的に軽いし、いずれは建材も、倒壊しても人的被害の出ない

ような軽いものが開発されるのではないかと思います。

写真は故ヤン・カプリツキーによるプロジェクト。早すぎましたね。

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